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遊びの国際デー(6月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日遊びの国際デー(6月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月11日は「遊びの国際デー(International Day Of Play)」。今回は「遊びの国際デー」の意味や由来を解説します。

また、「遊びの国際デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に子どもに関するサービス・商品を展開している方はぜひ参考にしてみてください。

「遊びの国際デー」の意味・由来とは?

6月11日は「遊びの国際デー」です。遊びの国際デーは、国際連合総会により、あらゆる人々、特に子ども達が遊びの恩恵を受け、潜在能力を最大限に発揮できるよう、遊びの維持や促進を目指す目的で制定されています。

国際連合総会は、遊びは子どもの基本的な権利とし、レジリエンス・創造性・革新性・人間関係・自制心・問題解決能力の向上にもつながると提唱しています。

「遊びの国際デー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「遊びの国際デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「遊びの国際デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「遊びの国際デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「遊びの国際デー」を元に発信をする流れ

「遊びの国際デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「遊びの国際デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「遊びの国際デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「遊びの国際デー」を広報PRに活かした事例

「遊びの国際デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「遊びの国際デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「遊びの国際デー」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「International Day of Play(国際遊びの日)」に合わせてセミナーを実施

一般社団法人TOKYO PLAYは、2023年に国連によって制定された6月11日の「International Day of Play(国際遊びの日)」に合わせて、オンライン・ランチセミナーを開催することをプレスリリースで発表。「遊びの大切さを改めて見つめ直し、動き出すきっかけをつくりたい」そんな思いが込められたセミナーです。

プレスリリースでは、タイトルをひと目見ただけで情報が伝わるように、記念日とセミナー情報を記載。サブタイトルには『子どもたちの遊び環境・政策・国際的な取り組みに関心のある皆さんと、ともに考える1時間』とまとめられており、対象者が明確なのもGOODです。開催概要や登壇者情報はわかりやすく端的に掲載されている点も参考になります。記念日にちなんだ取り組みの参考事例です。

参考:6月11日は「国際遊びの日」!オンライン・ランチセミナー開催のお知らせ

事例2.家庭で暴力を伴うしつけを経験した子どもが6割にのぼる最新推計結果を発表

公益財団法人ユニセフ協会では、世界の5歳未満の子ども10人に6人が、家庭内で心理的攻撃や体罰を日常的に受けているという最新の推計結果を6月11日の「国際遊びの日」にプレスリリースで発表。記念日と関連し、遊びが子どもの発達と、子ども・親・養育者のメンタルヘルスに重要な役割をもたらすと強調しています。

同調査結果をもとに、世界的には依然として子育てに暴力を用いる社会規範が残っていることや、家庭内でインタラクティブな関わりや刺激が十分に得られていない子どもが多いことを示唆。全文が太字で記載されているのが特徴です。同協会の発表した推計結果を受け、各国政府に適切な保護や遊びを取り入れた学びを強化するよう求めていることが伝わるメッセージ性の高いプレスリリースといえます。

参考:世界の子どもの6割、家庭で暴力を伴うしつけを経験-6月11日は初の「国際遊びの日」ユニセフ、最新推計を発表【プレスリリース】

事例3.2024年夏休みの家族でのお出かけに対する意欲や傾向の調査・分析結果公開

国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社は、2024年夏休みの家族でのお出かけ意欲や傾向、暑さ対策などについてのアンケート調査結果を公開しました。

「遊びの国際デー」にちなんだプレスリリースではありませんが、夏のお出かけに対する調査結果がグラフとともにわかりやすく記載されています。お出かけの動向について、前年のデータと比較した分析結果も明記。さらに、夏のお出かけで心がけるポイントなどがまとめられた記事へのリンクが適宜挿入されているのもGOODです。

参考:夏休みは8割以上の家族がお出かけ予定!猛暑を乗り切る対策は?/いこーよ総研ユーザーアンケート

「遊びの国際デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月11日の「遊びの国際デー」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

遊びの国際デーは、遊ぶことの大切さを、国際的に啓発することを目的として制定されているため、新製品のおもちゃの発売日の告知などに利用できるでしょう。さらに、レジャースポットのオープン記念イベントなどの広報PR活動に活用するのもおすすめです。

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