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国際フレンドシップ・デー(7月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際フレンドシップ・デー(7月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月30日は「国際フレンドシップ・デー」。今回は「国際フレンドシップ・デー」の意味や由来を解説します。

また、「国際フレンドシップ・デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に国際交流事業や教育関連事業に携わる方はぜひ参考にしてみてください。

「国際フレンドシップ・デー」の意味・由来とは?

7月30日は「国際フレンドシップ・デー」です。異なる文化や国籍を持つ人々が互いに尊重して友情を育むことが世界の平和につながることを再認識する日として、2011年に国連総会によって制定されました。

すべての人の安全や安心を実現するために、あらゆる暴力を排除し、異文化間の摩擦などが原因で生じるさまざまな問題の解決を図ることも大きな目的のひとつです。

「国際フレンドシップ・デー」には、国籍、人種、文化を超えた対話や相互理解を促すイベントの実施が奨励されています。

「国際フレンドシップ・デー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「国際フレンドシップ・デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際フレンドシップ・デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際フレンドシップ・デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際フレンドシップ・デー」を元に発信をする流れ

「国際フレンドシップ・デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際フレンドシップ・デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際フレンドシップ・デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際フレンドシップ・デー」を広報PRに活かした事例

「国際フレンドシップ・デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国際フレンドシップ・デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「国際フレンドシップ・デー」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「国際フレンドシップ・デー」にちなんだ3つの新商品を発売

「Disney|HERALBONY」を運営している株式会社ヘラルボニーは、「国際フレンドシップ・デー」を記念した3つの新商品をオンラインストアとポップアップストアで発売することをプレスリリースで配信。

ミッキー&フレンズがアートとコラボレーションしたフラットトートバッグ、アクリルキーホルダー、ポーチの3つの新商品を展開します。

プレスリリースでは、商品の特徴やカラーバリエーションがわかる写真を複数掲載。アイテムの合わせ方などを紹介することで、使用シーンを解像度高くイメージできる見せ方がGOODです。

参考:Disney|HERALBONYから、国際フレンドシップデーをお祝いする3つのアイテムが新発売!

事例2.孤児院やスラムで生活する6カ国12人の子どもたちと日本人によるショーを上演

世界中の孤児院やスラムで生活する子どもたちとミュージカルの創作活動を行う特定非営利活動法人LES WORLDは、2024年9月27日に神奈川県立音楽堂で「THE ONE」を上演することをプレスリリース配信。

タイ、カンボジア、ネパール、インド、ザンビア、モザンピークの6カ国の孤児院やスラムで生活する12人の子どもたちが来日し、日本人キャスト100人とともに8日間でショーを創り上げて観客の前で披露します。

「国際フレンドシップ・デー」にちなんだプレスリリースではありませんが、異文化理解、国際共生など社会性がフックとなる広報PRの好事例と言えるでしょう。

参考:6カ国12人の子ども達が日本に集結!2024年9月27日(金)に神奈川県立音楽堂で、国境を超えた総勢約100名によるステージ公演『THE ONE』を開催!

事例3.渋谷区教育委員会後援の国際交流プログラム「まちなかENGLISH QUEST in 渋谷」を開催

国内にいながら世界中の人たちとつながる国際交流事業を展開するHelloWorld株式会社は、国際交流プログラム「まちなかENGLISH QUEST in 渋谷」を渋谷区教育委員会の後援で開催。イベントの詳細をプレスリリース配信しました。

渋谷区立小中学校に通う小学3年生から中学3年生を対象としたイベントで、参加者が多国籍の外国人とチームを組み、英語でコミュニケーションを取りながらミッションをクリアする探究型国際交流プログラムです。

プレスリリースでは「まちなかENGLISH QUEST」の魅力や実施の背景などが詳しくまとめられています。こちらも記念日にちなんだ事例ではありませんが、今後「国際フレンドシップ・デー」の広報PR活動を考える際の参考になりそうです。

参考:HelloWorld、渋谷区教育委員会の後援のもと「まちなかENGLISH QUEST in 渋谷」を開催決定

「国際フレンドシップ・デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月30日の「国際フレンドシップ・デー」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

「国際フレンドシップ・デー」は、異文化理解や世界平和、多文化共生などを想起させるきっかけになる日です。国際交流事業や世界の貧困に携わる事業、教育関連の事業を行っている方にとっては特に、「国際フレンドシップ・デー」を切り口として自社の取り組みを伝える良い機会となるでしょう。

また、国際交流や異文化理解を促すイベントなどを企画するのも一案でしょう。お伝えした事例を参考にして、ぜひ自社商品・サービスと「国際フレンドシップ・デー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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