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国際ガールズ・デー (10月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際ガールズ・デー (10月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月11日は「国際ガールズ・デー」。今回は「国際ガールズ・デー」の意味や由来を解説します。

また、「国際ガールズ・デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に社会課題の解決やSDGsに取り組む事業などをされている方、女性に向けた商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「国際ガールズ・デー」の意味・由来とは?

10月11日は「国際ガールズ・デー」です。女の子の権利やエンパワーメントを目的に、2011年の国連総会によって議決されました。

経済的・文化的な事情で学校に行けなかったり、強制的に結婚させられたり、主に発展途上国の女の子たちが直面するさまざまな問題を解決し、適切な教育や雇用を受けられるように支援することが目標です。

「国際ガールズ・デー」には、世界各地で女の子自らが声を上げたり、彼女たちを応援するイベントや取り組み、キャンペーンが開催されたりしています。

「国際ガールズ・デー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「国際ガールズ・デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際ガールズ・デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際ガールズ・デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際ガールズ・デー」を元に発信をする流れ

「国際ガールズ・デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際ガールズ・デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際ガールズ・デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際ガールズ・デー」を広報PRに活かした事例

「国際ガールズ・デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国際ガールズ・デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「国際ガールズ・デー」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「国際ガールズ・デー」イベント「ガールズメッセ2023」を開催

公益社団法人ガールスカウト日本連盟は、10月11日の「国際ガールズ・デー」にちなんだイベント「ガールズメッセ2023」の開催をプレスリリース配信しました。

当日は、次世代を担う少女と女性が自分の可能性を発揮できる社会環境を作り上げることを目指し、STEAMプログラムを実践。学ぶ場機会を提供するとともに、よりよい社会を構築するチェンジエージェントを増やす取り組みを紹介します。

プレスリリースでは、子どもたちの写真を掲載し、プログラムの内容をイメージしやすいように可視化したのがGOODポイント。イベント開催に対する同連盟の思いも丁寧に説明し、「国際ガールズ・デー」に関連する取り組みを発信しています。

参考:国際ガールズ・デーイベント ガールズメッセ2023開催

事例2.途上国の女の子と女性たちのエンパワーメントを支援する「国際ガールズ・デー」キャンペーンを実施

株式会社TSIは、同社が運営するレディース向けセレクトショップ「ROSE BUD」にて、「国際ガールズ・デー」に合わせたキャンペーンの実施をプレスリリース配信しました。

「国際ガールズ・デー」のためのピンクアイテムを限定販売し、売り上げの一部を同記念日の活動に寄付するという取り組みです。

プレスリリースでは、金額や商品の魅力などの情報を、インパクトのあるビジュアルとともにまとめているのがGOODポイント。「国際ガールズ・デー」に絡めて社会性・公益性のある自社の取り組みを発信した好事例と言えるでしょう。

参考:【ROSE BUD】国際ガールズ・デーのためのピンクアイテムを販売。PINK by ADD CULUMN – ひとりひとりの購入が、女の子の権利を守るパワーに。

事例3.人気のロングボアガウンの発売をスタート。売上金の一部を発展途上国の女の子たちの支援に

株式会社ローズキャンデリアが運営する海外ランジェリーブランド「ANNEBRA(アンブラ)」は、毎年完売の人気商品「オリジナルロングボアガウン」の販売をスタート。10月11日の「国際ガールズ・デー」に合わせて、売り上げの一部を発展途上国の女の子たちを支援するプロジェクトへ寄付することをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、商品の写真を豊富に掲載し視覚的に訴求している点がGOODポイント。取り組みへの思いも簡潔にまとめながら、同ブランドの人気商品と同社の支援活動をうまく組み合わせた広報PR事例です。

参考:『売上の一部を女の子の支援に』ふわふわな着心地が身体を包み込む….毎年即完売のANNEBRA-アンブラ-オリジナルのロングボアガウンが今年も登場。10月5日から販売スタート。

「国際ガールズ・デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月11日の「国際ガールズ・デー」は、女の子の権利やジェンダー、発展途上国に関する問題を想起させるきっかけになる日です。

女の子に向けた商品・サービスを手がける企業の方や、ジェンダー問題に取り組む企業・団体の方にとっては特に、「国際ガールズ・デー」を切り口として自社商品・サービスの魅力や取り組みを伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「国際ガールズ・デー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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