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国際ジャズ・デー(4月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際ジャズ・デー(4月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月30日は「国際ジャズ・デー」。今回は「国際ジャズ・デー」の意味や由来を解説します。

また、「国際ジャズ・デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「国際ジャズ・デー」の意味・由来とは?

4月30日は「国際ジャズ・デー(International Jazz Day)」です。ジャズをきっかけに世界の文化に対する理解を深めるため、2011年のユネスコ総会で制定されました。

また、発展途上国の子どもたちにジャズを伝え、平和や団結力といった教育につなげることも「国際ジャズ・デー」の目的のひとつです。

毎年4月30日には、アメリカをはじめ世界各国でジャズライブやワークショップといったイベントを開催しています。

「国際ジャズ・デー」をきっかけに広報PR活動する効果

「国際ジャズ・デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際ジャズ・デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際ジャズ・デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際ジャズ・デー」を元に発信をする流れ

「国際ジャズ・デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際ジャズ・デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際ジャズ・デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際ジャズ・デー」を広報PRに活かした事例

「国際ジャズ・デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国際ジャズ・デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「国際ジャズ・デー」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.大阪のジャズミュージシャンを応援するイベントを開催

マリオット・インターナショナルが運営するラグジュアリー・ライフスタイルホテルW大阪は、2024年4月18日にW大阪は心斎橋エリアの大丸、PARCOとの共同プロジェクト第5弾をプレスリリースで発表。4月30日の「国際ジャズ・デー」に大阪ゆかりのジャズミュージシャンを応援するイベントです。

プレスリリースには、「国際ジャズ・デー」に合わせて、地域の企業が連携し、地元のジャズミュージシャンを支援するイベントの詳細を掲載。記念日を活用することで、イベントの注目度を高め、地域活性化と文化振興を同時に推進しています。広報PRにおいても、特定の記念日と関連付けることで、メディア関係者や対象者への訴求力を強化する好例といえるでしょう。

参考:【W大阪】“心斎橋エリアを元気に!” W・大丸・PARCO合同プロジェクト第5弾

事例2.親子で楽しむ無料ジャズ・イベントを開催

株式会社ブルーノート・ジャパンは、4月25日から27日の3日間、東京・神田の複合施設ワテラスで、入場無料のジャズ・イベント『JAZZ AUDITORIA 2025 in WATERRAS』を開催するとプレスリリースで発表。「国際ジャズ・デー」に先立つ形で開催されますが、ジャズ文化の普及と地域コミュニティの活性化を目的としたいイベントです。

記念日そのものに直接関連していないものの、同じ時期にジャズイベントを開催することで、ジャズ愛好者や家族連れなど幅広い層にアプローチできた事例といえるでしょう。広報PRにおいても、記念日周辺のタイミングで関連イベントを実施することで、関心の高まる時期に効果的な情報発信が可能となります。

参考:親子で楽しむ無料ジャズ・イベント『JAZZ AUDITORIA 2025 in WATERRAS』今年も野外開催!

事例3.ディズニー音楽をビッグバンドで贈るコンサートの全国ツアー開催が決定

ハーモニージャパン株式会社は、2025年4月にディズニー音楽をビッグバンドで演奏するコンサート「ディズニー・ワールド・ビート 2025」の全国ツアーを開催するとプレスリリースで発表しました。

「国際ジャズ・デー」と直接関連していませんが、ビッグバンド形式でディズニー音楽を演奏することで、ジャズの魅力を広める取り組みです。プレスリリースを配信することで、ディズニーファンだけでなく、ジャズ愛好者やビッグバンド音楽に興味を持つ人々にもアプローチできた事例といえるでしょう。広報PRにおいては、異なるジャンルやテーマを融合させることで、新たなターゲット層への訴求が可能となります。

参考:ディズニー音楽をビッグバンドで贈るコンサート「ディズニー・ワールド・ビート 2025」2025年4月、全国ツアー開催決定!

「国際ジャズ・デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月30日の「国際ジャズ・デー」は、国際的な記念日のひとつ。音楽に特化した広報PRだけでなく、ピアノやジャズで定番の楽器などに着目すると、さまざまな視点から企画を考案できるでしょう。

また、「国際ジャズ・デー」にまつわる調査リリースを発信するのも一案です。ジャズになじみがない人に興味を持ってもらったり、「国際ジャズ・デー」をきっかけに音楽に触れてもらったりといった効果が期待できます。

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