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国際左利きの日(8月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際左利きの日(8月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月13日は「国際左利きの日(左利きの日)」。今回は「国際左利きの日」の意味や由来を解説します。

また、「国際左利きの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に文房具などの聞き手に左右される商品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「国際左利きの日」の意味・由来とは?

8月13日は「国際左利きの日」です。「左利きの日」としても認知されるこの記念日は、イギリスで結成された、左利きの人が集まる団体「Left-Handers Club」によって制定されました。

日付は、記念日の提唱者の誕生日にちなんで決定されたといわれています。左利きの人でも道具を安全に使えるよう、メーカーに呼びかけたり、左利き用の商品の販売を促進したりするのが主な目的です。

日本ではあまり馴染みのない記念日ですが、左利きの人に向けた広報PRは、さまざまな企業が実施しています。利き手に左右されやすい文房具のほか、左利きの読者を想定した書籍や、時計の販売などでも広報PR活動に活かせるでしょう。

「国際左利きの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「国際左利きの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際左利きの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際左利きの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際左利きの日」を元に発信をする流れ

「国際左利きの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際左利きの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際左利きの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際左利きの日」を広報PRに活かした事例

「国際左利きの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国際左利きの日」「左利きの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関していなくても、左利きに関するプレスリリースは、今後「国際左利きの日」や「左利きの日」の広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.左利き用の道具を販売するポップアップストアを開催

オンラインショップ「左ききの道具店」を運営する株式会社ランチは、2月8日から2月14日までの期間限定でポップアップ「おでかけストア」を開催することをプレスリリースで発表しました。期間中の2月10日は「左利きグッズの日」でもあります。

ポップアップ「おでかけストア」は、キッチン用品や文房具をはじめとする100品以上の左利き用道具を展開。プレスリリースには、開催概要をはじめ、販売する商品画像を一部ピックアップして掲載しています。また、左利きの人が使いやすい文房具、キッチン用品などを販売するオンラインショップ「左ききの道具店」は、2018年の「左利きの日」に開店したことも記載。左利きにちなんだ記念日と関連させて発信している点がGOODです。

記念日をうまく活用した広報PR活動として非常に参考になる事例です。

参考:大阪・阪神梅田本店に左ききの道具店「おでかけストア」が登場。2月8日(水)〜2月14日(火)まで。

事例2.左利きの人のためのかぎ針編みレシピ本を発売

さまざまなジャンルの趣味系ムック、書籍などの出版・発行をする辰巳出版株式会社は、左利きの人のための『左利きさんのためのはじめてのかぎ針編み』を発売。新本の詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、左利き用の解説本がまだまだ少ない現状や、左利きの人は通常の編み図では手の動きを頭の中で左右反転させなければいけなかったことについて言及。本書が編み図や制作過程の写真などすべて「左利き専用」であることを伝えています。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、実際の書籍の写真と作品例を掲載し、本の特徴やどのような作品が作れるのかを明確に伝えることで、読み手の興味関心につなげた事例といえるでしょう。

参考:【左利き専用かぎ針編み入門書】は本書だけ!「左利きだから編み物はむずかしい」と思っていませんか?左利きでもかぎ針編みを楽しめる『左利きさんのためのはじめてのかぎ針編み』が7月19日に発売

「国際左利きの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月13日の「国際左利きの日」に限定した広報PR活動は難しいかもしれませんが、利き手に着目することで、文房具や腕時計などの認知拡大・販売促進に活かせます。左利きの人をターゲットにすると、希少価値の高い広報事例になるでしょう。

また、「国際左利きの日」にちなんで、調査リリースを発信するのも一案です。左利きならではの生活や、道具の使い勝手がわかると、商品開発や企画のきっかけにもつながります。

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