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国際親の日(6月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際親の日(6月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月1日は「国際親の日(Global Day of Parents)」。今回は「国際親の日」の意味や由来を解説します。

また、「国際親の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にキャンペーンやイベントの企画を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

「国際親の日」の意味・由来とは?

6月1日は「国際親の日」です。世界中の親に敬意を表す日とし、2012年に国連総会によって制定されました。

すべての親に向けて「子どもに対する献身と、その関係を育むために生涯を捧げてくれること」に感謝する日とし、家族や親子関係の絆を深めることを目的とした国際デーのひつです。

日本では、両親への感謝の気持ちなどを伝える日として「父の日」と「母の日」がなじみ深いですが、「国際親の日」をきっかけに両親への感謝にちなんだキャンペーンを実施したり、特別なギフトを展開したりするなど、さまざまな広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

「国際親の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「国際親の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際親の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際親の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際親の日」を元に発信をする流れ

「国際親の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際親の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際親の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際親の日」を広報PRに活かした事例

「国際親の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国際親の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「国際親の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.両親への感謝の気持ちを込めたプレゼント旅行

Booking.com Japan K.K.は、宿泊予約サイト『Booking.com』が2024年に実施した「旅行トレンド予測」に関する調査内容をプレスリリースで発表しました。世界の子どもを持つ親世代の約6割が、「よりよい明日へとつながる旅」を求める傾向から一人旅を計画していると回答しました。

プレスリリースでは、この結果を受け「国際親の日」に合わせて、両親への感謝の気持ちを込めて旅行のプレゼントを提案。4つの宿泊施設を厳選して紹介しています。最新の口コミスコアとともに施設の写真を多数掲載し、興味・関心につなげているのがGOODです。

記念日に合わせて旅先・宿泊施設を広報PRした参考事例です。

参考:ブッキング・ドットコム、6月1日は「国際親の日」!両親への日ごろの感謝を込めて、プレゼント旅行におすすめの宿泊施設をご紹介

事例2.親子で実践できる「アンガーマネジメント講座」を開講

学校法人常翔学園は、「価値観が多様化する時代に親が知っておくべきこと」をメインテーマにした、無料のオンライン公開講座を開催することをプレスリリースで発表。摂南大学、大阪工業大学、大阪経済大学の3大学が共同で公開講座を実施します。

プレスリリースでは、今回の公開講座に至るまでの背景、講師紹介、講座概要を丁寧に紹介。さらに講師からのコメントを掲載することで、講座への意義を感じさせる内容になっているのがGOODです。

記念日に関連した発信ではありませんが、講座の必要性から詳細までをわかりやすくまとめられたプレスリリースの構成が参考になります。

参考:【摂南大学】『摂南大学×大阪工業大学×大阪経済大学』3大学共同公開講座 価値観が多様化する時代に親が知っておくべきこととは 

事例3.「Golden World Awards 2024」で「ホグシーランド」が最優秀賞を獲得

ピップ株式会社は、国際PR協会(International Public Relations Association)主催する「Golden World Awards 2024」の「イベントマネジメント」部門において、最優秀賞を獲得。受賞した、育児に励むママとパパをサポートする整体つきキッズパーク「ホグシーランド Presented by ピップエレキバン」についてプレスリリースを配信しました。

 プレスリリースでは、「Golden World Awards 2024」の説明をした後に、「ホグシーランド」の背景や企業としての想いを展開。育児による身体の疲れやコリの解消を目指した「ホグシーランド」で体験できるコンテンツを、イラストや写真を交えて紹介した構成がGOODです。記念日に関連した発信ではありませんが、受賞をフックにあらためて就学児の子どもを持つ親を対象とした広報PR活動をプレスリリースで案内した好事例です。

参考:<受賞のお知らせ>ホグシーランドが「Golden World Awards 2024」の「イベントマネジメント」部門にて最優秀賞を獲得!

「国際親の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月1日の「国際親の日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

「国際親の日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催することはもちろん、家族を対象とした調査リリースを発信するのも一案です。あらゆる商材の広報PRに有用なため、記念日と関連付けることでより幅広い企画が生まれるかもしれません。

今一度、「国際親の日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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