
穴子の日
6月21日は「国際ヨガデー(International Yoga Day)」。今回は「国際ヨガデー」の意味や由来を解説します。
また、「国際ヨガデー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にヨガスタジオを運営する方や、宿泊施設のイベント担当の方はぜひ参考にしてみてください。
6月21日は「国際ヨガデー」です。2014年にインドのモディ首相が国連で提案し、加盟国の賛同を得て制定されました。ヨガの世界では、太陽が出ている時間がもっとも長くなる夏至を重視しているため、夏至になることが多い6月21日を「国際ヨガデー」としたそうです。
「国際ヨガデー」の目的は、ヨガを行うことによるさまざまな恩恵を、世界中に広めることです。毎年この日は世界各地でヨガのイベントが開催され、多くの人が太陽のもとヨガを楽しんでいます。
ヨガに関する商品やイベントのプレスリリースはもちろん、健康や美容に関する情報を発信したり、キャンペーンに絡めて紹介したりと、さまざまな広報PR活動に活かしやすい記念日です。
「国際ヨガデー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際ヨガデー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際ヨガデー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「国際ヨガデー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「国際ヨガデー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際ヨガデー」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「国際ヨガデー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「国際ヨガデー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
株式会社マッシュスタイルラボは、デイリーウェアおよびウェルネス&トレーニングウェアを手掛けるレディースブランド「emmi(エミ)」より、6月21日の「国際ヨガデー」に向けたヨガイベントを6月14日に開催。参加者には「New Balance」のノベルティがプレゼントされます。
プレスリリースでは、イベント概要やお申込み方法、会場、ノベルティの詳細を紹介。「国際ヨガデー」に関する情報も掲載されており、関連性があるイベントということがわかりやすい点もGOODです。ひと目で情報が伝わるタイトル、情報が整理された本文の構成が参考になる好事例です。
参考:【emmi(エミ)】6/21国際ヨガデーに向けたヨガイベントをNEWoMan新宿で開催【6月14日(土)開催】
shanti-na株式会社は、2024年に初開催し1日1,200人を動員した「国際ヨガデー名古屋」を今年も実施することをプレスリリースで発表しました。東海エリア最大級のヨガフェスティバルは、6月21日の「国際ヨガデー」の翌日に行われます。
プレスリリースでは、「インド大使来場決定!」と目を引くタイトルがGOOD。冒頭で、前回よりパワーアップしたイベントであることや見どころを紹介しています。どこで何のプログラムが実施されるかがひと目でわかるタイムスケジュールや、前回の様子が伝わる写真を複数枚掲載した構成が参考になります。
参考:インド大使来場決定!東海エリア最大級のヨガフェスティバルが、再び。
ヨガの健康効果を広める一般社団法人Patanjali Japan Foundationは、「国際ヨガデー」にちなんで「国際ヨーガフェスティバル 2024 in 富士 山中湖」を開催することプレスリリースで発表。事前申し込みは必要ですが、無料で誰でも参加できるイベントです。
プレスリリースのはじめに「国際ヨガデー」についての解説を入れ、イベントの詳細を紹介。アイキャッチに山中湖と富士山の大きな写真を掲載することで、自然の中で行うヨガの魅力が伝わってきます。また、タイトルに「参加無料」を入れることで間口を広げ、興味を持つきっかけを提供しているのもGOOD。「国際ヨガデー」に関するプレスリリースとして参考になる好事例です。
参考:6月21日は国際ヨガデー | 一般社団法人 Patanjali Japan Foundation PRESENTS: 国際ヨーガフェスティバル in 富士 山中湖 | 参加無料☆
6月21日の「国際ヨガデー」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。
特にヨガスタジオを運営する方や、ホテルなどの宿泊施設でイベントを企画する方は、「世界ヨガデー」を切り口として、自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「世界ヨガデー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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