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11月21日は「インターネット記念日」。今回は「インターネット記念日」の意味や由来を解説します。
また、「インターネット記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。マーケティングネタを探している方、特にIT業界の方や、インターネットサービスに携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「インターネット記念日」の意味・由来とは?
11月21日は「インターネット記念日」です。1969(昭和44)年11月21日、「ARPANET(高等研究計画局ネットワーク)」の公開実験がスタートしたことから、記念日として知られています。
ARPANETは、現代のインターネットの元型となったもの。カリフォルニア大学のロサンゼルス校・サンタバーバラ校と、スタンフォード研究所・ユタ大学の4ヵ所を結んで実験が進められました。
徐々に接続エリアを増やしていき、1973年には、イギリスとノルウェーにも接続。当初は軍事利用が目的でしたが、公開実験が進むにつれて、一般商用で使えるまでに発展していきました。
「インターネット記念日」に限定したイベント・キャンペーンは少ないものの、生活において身近かつ重要なツールです。IT企業をはじめ、インターネットにまつわる商材を扱っている企業であれば、多様な広報PR活動に活かせるでしょう。
「インターネット記念日」をきっかけに広報PR活動する効果
「インターネット記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「インターネット記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「インターネット記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「インターネット記念日」を元に発信をする流れ
「インターネット記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「インターネット記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「インターネット記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「インターネット記念日」を広報PRに活かした事例
「インターネット記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「インターネット記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「インターネット記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.日本支店設立7周年を記念してイベント開催
IoTおよびデータ活用により現場のDX実現を目指すMODE, Inc.は、日本支店の設立7周年を記念したイベント「MODE CHANGE AI-driven IoT – 社会実装を加速する -」を開催。イベントの様子をプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、イベントで発表した同社のIoTプラットフォーム「BizStack」とAIアシスタント「BizStack Assistant」を活用したことによる導入例や成功事例を紹介。実施されたセミナーごとにピックアップした構成がGOODです。
記念日に関連した発信ではありませんが、イベントの内容がわかりやすくまとめられた読み応えあるプレスリリースです。
参考:MODE 日本支店 設立7周年イベント「MODE CHANGE AI-driven IoT – 社会実装を加速する -」を開催
事例2.プロフェッショナルのための映像制作ソフトを発売
パソコン・スマートフォンソフトウェアおよびハードウェア製品の企画・開発・販売を行うソースネクスト株式会社は、映像制作ソフトを公式サイトで発売することをプレスリリースで配信。発売する「VEGAS Pro 22」「VEGAS Pro 22 Suite」は、世界中のプロから高く評価されているプロフェッショナルのための映像制作ソフトです。
「インターネット記念日」に絡めたプレスリリースではありませんが、それぞれの商品の特徴を画像や表を用いて効果的に紹介した構成がGOOD。製品の魅力が視覚的にわかりやすい参考事例です。
参考:13の先進的なAI機能を搭載、さらに進化した「VEGAS Pro 22」シリーズ9月27日(金)新発売
事例3.「Web招待状、オンラインのご祝儀」に関する調査を実施
結婚式や二次会のWeb招待状を作成できるサービス「Weddingday」を運営する株式会社canonicaは、「Web招待状、オンラインのご祝儀」に関する調査を実施したことをプレスリリースで配信。Web招待状サービスの10周年を記念して、20歳から49歳までを対象にしたインターネット調査です。
アンケート調査の概要からサマリを冒頭で記し、結果の詳細をグラフとともに解説した調査リリースの構成がわかりやすくGOOD。オンライン管理やコスト削減できる特徴を活用した「Weddingday」を紹介しています。「インターネット記念日」に関するプレスリリースではありませんが、インターネットとの関連が見えるサービスの案内は、記念日を絡めてアピールしてみるのも一案です。
参考:【10周年記念】Web招待状・席次表のWeddingday、「Web招待状・オンラインのご祝儀」に関する調査を実施〜Web招待状肯定派は9割に、オンラインのご祝儀は意見が分かれる結果に〜
「インターネット記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
11月21日の「インターネット記念日」は、インターネットや、インターネットを用いたサービスを想起させるきっかけになる日です。Webコンテンツの企画・開発に携わる企業の方にとっては特に、「インターネット記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「インターネット記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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