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国際平和デー(9月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際平和デー(9月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月21日は「国際平和デー(International Day of Peace)」。今回は「国際平和デー」の意味や由来を解説します。

また、「国際平和デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果や、実際の広報事例もご紹介。広報のネタを探している方、特に国際問題や平和といったテーマに携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「国際平和デー」の意味・由来とは?

9月21日は「国際平和デー(International Day of Peace)」、通称「ピースデー」です。すべての国と人々が国際平和を推進することを促すために、1981年、国際連合(UN)が最初の「国際平和デー」を宣言しました

正式な記念日として扱われるようになったのは2002年で、以降は「世界の停戦と非暴力の日」として、世界中に敵対行為の停止を呼びかけています。毎年9月21日には、世界各国で「国際平和デー」にまつわるイベント・キャンペーンを実施。

例えばアメリカのニューヨーク国連本部では、特別記念行事として、国連事務総長が「平和の鐘」を鳴らします。過去には、パキスタンで1,200人の生徒が記念集会を開いたり、トルコで記念平和賞を創設したりといった取り組みも行われました。

「国際平和デー」をきっかけに広報PR活動する効果

「国際平和デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際平和デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際平和デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際平和デー」を元に発信をする流れ

「国際平和デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際平和デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際平和デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際平和デー」を広報PRに活かした事例

「国際平和デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国際平和デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「国際平和デー」にちなんだチャリティイベントの実績を発表

株式会社ユニクロは、2023年9月21日の「国際平和デー」にちなんだチャリティイベントのプレスリリースを配信しました。「PEACE FOR ALL」と名付け、チャリティTシャツの利益の全額を3つの団体に寄付する取り組みです。

プレスリリースでは「国際平和デー」に先駆けて、寄付額が6億9,000万円を突破した実績を報告。チャリティ活動の様子を写真で紹介したり、各団体の代表のコメントを掲載したり、企業としての取り組みを積極的に発信した有用な広報PR事例です。

参考:9月21日は国際平和デー すべての人々が安心して暮らせる、平和な未来に願いを込めたユニクロのチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」

事例2.「国際平和デー」に学校給食支援に寄与するキャンペーンへ参加

足場など仮設機材の開発・製造・販売・レンタルを行う株式会社タカミヤは、国連WFP協会に協力し、毎日のお買物で学校給食を支援できるレッドカップキャンペーンに参加することを発表。9月21日の「国際平和デー」にちなんだ取り組みをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、レッドカップキャンペーンの詳細や同社上席執行役員のコメントを掲載。それぞれの項目ごとに分けた読みやすい構成がGOODです。「国際平和デー」に関連したキャンペーンに参加することだけでなく、タカミヤグループの取り組みも広く発信した参考事例です。

参考:【本日9月21日(木)は国際平和デー】タカミヤ 国連WFP協会に協力 学校給食支援に寄与するレッドカップキャンペーンに参加

事例3.「国際平和デー」に平和の祝祭を代々木公園で開催

特定非営利活動法人PEACE DAYは、9月21日の「国際平和デー」に世界平和を願う音楽フェスを今年も開催することをプレスリリースで配信しました。2024年9月16日から21日までの約1週間を「PEACE DAY 2024/PEACE DAY WEEK」として、世界平和を実現するためのアクションを考えます。

プレスリリースでは、「PEACE DAY 2024 / PEACE DAY WEEK」の開催概要を丁寧に掲載。これまでのイベントの様子がわかる写真を載せイメージを伝えるほか、音楽フェスの出演者情報を画像とともに紹介しているのがGOODです。「国際平和デー」に合わせたイベント情報の見どころを、読み手にわかりやすく届けた好事例です。

参考:入場無料の平和の祝祭「PEACE DAY2024@代々木公園」開催決定!May J. / S.T.K.(SUGIZO×谷崎テトラ) / 堀潤 / ケロポンズ らが出演

「国際平和デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「国際平和デー」は、国際的な課題や社会問題に注目が集まり、世界平和を想起させるきっかけになる日です。国連に直接的な関係がない場合でも、自社で「国際平和デー」について呼びかけたり、国際平和につながる活動を促したりといった機会に活かせるでしょう。

また、「国際平和デー」に関するアンケートを実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「国際平和デー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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