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日本クラシックホテルの日(9月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日日本クラシックホテルの日(9月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月9日は「日本クラシックホテルの日」。今回は「日本クラシックホテルの日」の意味や由来を解説します。

また、「日本クラシックホテルの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特にクラシックホテルを運営する企業や旅行関連の企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「日本クラシックホテルの日」の意味・由来とは?

9月9日は「日本クラシックホテルの日」です。全国の歴史ある9つのホテル(日光金谷ホテル、富士屋ホテル、万平ホテル、奈良ホテル、東京ステーションホテル、ホテルニューグランド、蒲郡クラシックホテル、雲仙観光ホテル、川奈ホテル)によって結成された「日本クラシックホテルの会」が制定しました。

日付の由来は、会が9つのホテルで構成されていることに加え、「ク(9)ラシック(9)ホテル」という語呂合わせにちなんでいます。

長い年月をかけて培われた建築的価値や接遇の文化、地域とともに歩んできた歴史や物語にあらためて目を向けてもらうことで、クラシックホテルの観光資源としての価値を高め、保存と持続的な運営への機運を醸成することを目的に制定されました。

イベントやキャンペーンの実施、プレスリリースの配信など、広報PR施策に活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「日本クラシックホテルの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「日本クラシックホテルの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日本クラシックホテルの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日本クラシックホテルの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「日本クラシックホテルの日」を元に発信をする流れ

「日本クラシックホテルの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「日本クラシックホテルの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「日本クラシックホテルの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「日本クラシックホテルの日」を広報PRに活かした事例

「日本クラシックホテルの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「日本クラシックホテルの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「日本クラシックホテルの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「華麗なるカレーフェア2025」を日本クラシックホテルの会にて共同開催

JR東日本ホテルズは、「日本クラシックホテルの会」によるカレーフェア「華麗なるカレーフェア2025」を期間限定で開催することをプレスリリースで発表。各ホテルの伝統的なカレーメニューを楽しめる企画です。

プレスリリースでは、各ホテルのカレーメニューを写真付きで丁寧に紹介しています。フェアの開催期間中のLINEスタンプラリーの情報もあわせて掲載されている点がGOOD。記念日にちなんだ配信ではありませんが、クラシックホテルの連携企画として参考になるプレスリリースです。

参考:【ホテルニューグランド】時を超えて愛される、珠玉のクラシックホテルカレー「華麗なるカレーフェア2025」日本クラシックホテルの会にて共同開催!

事例2.ホテル独自のレトロなスタンプラリーを実施

金谷ホテル株式会社は、運営する5ヵ所の会場を巡る「金谷巡りスタンプラリー」の開催をプレスリリースで発表しました。スタンプを重ね捺しすると、1枚の絵が完成する周遊型のイベントです。

プレスリリースでは、ビジュアルで仕組みが伝わるよう、画像を活用して魅力を紹介しています。「日本クラシックホテルの日」に合わせた企画ではありませんが、クラシックホテルにちなんだ広報PR施策の参考になる好例です。

参考:【金谷ホテル】「金谷巡りスタンプラリー」開催のお知らせ

事例3.「FEILER」とのコラボ商品「万平すずらんハンカチ」を販売

万平ホテルは、ドイツの伝統工芸織物シュニール織のブランド「FEILER」とコラボレーションした商品を発売したことをプレスリリースで発表。商品名は「万平すずらんハンカチ」で、数量限定でホテルの店頭および公式オンラインショップにて販売されます。

プレスリリースでは、コラボの背景や、モチーフへのこだわりも丁寧に伝えられています。記念日とは直接関連していませんが、ホテルの伝統や世界観を伝える広報PR事例として参考になります。

参考:【万平ホテル】「FEILER」と初コラボ 「万平すずらんハンカチ」数量限定発売

「日本クラシックホテルの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月9日の「日本クラシックホテルの日」は、ホテルのイベントやキャンペーン情報に関する情報に注目が集まりやすい日です。特に、クラシックホテルを運営する企業にとっては、「日本クラシックホテルの日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「日本クラシックホテルの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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