いい部屋の日
1月18日は「118番の日」。今回は「118番の日」の意味や由来を解説します。
また、「118番の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に海に関連する業界の方はもちろん、海の安全に関わる商品・サービスを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「118番の日」の意味・由来とは?
1月18日は「118番の日」です。118番は、海上保安庁の緊急通報用電話番号です。118番からの通報による海での事件・事故情報の入手は年々増加していますが、110番や119番に比べるとまだ認知度が低いです。
記念日を通して「118番」の認知向上はもちろん、より多くの人々にその重要性を理解してもらい、海の安全確保に資することを目的に、海上保安庁によって制定されました。
海上保安庁ホームページでは、タレントを起用した118番通報の呼びかけや、118番で通報をした際のシミュレーション動画なども公開されています。
「118番の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「118番の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「118番の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「118番の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「118番の日」を元に発信をする流れ
「118番の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「118番の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「118番の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「118番の日」を広報PRに活かした事例
「118番の日 」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「118番の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「118番の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.海での遊び体験を通じて自助意識を養うイベント
一般社団法人・海と日本プロジェクト広報事務局は、長崎県大村市にて「第14回海遊び伝習塾」を開催しました。海の遊びを体験しながら水辺でのリスクを知り、自助意識を養うことを目的とした子ども向けのイベントです。
プレスリリースでは、小中学生280人が参加したイベントの様子を写真とともに紹介。「海のおまわりさん」による安全教室の内容に加え、参加者と保護者からのコメントを掲載し、イベントレポートとして詳しくまとめているのがGOODです。
参考:今年も海を遊びつくそう!遊んで学ぶ海の安全!小中学生280名が海洋体験「海遊び伝習塾」を開催しました
事例2.海上保安庁とのコラボポスター完成をプレスリリースで発表
株式会社アルビレックス新潟は、海上保安庁(第九管区海上保安本部)とのコラボレーションプロジェクトについてプレスリリースを配信しました。2020年にスタートし、2023年で4年目となるコラボポスター企画です。
プレスリリースでは、海上保安官募集ポスターや海難事故防止、118番の緊急通報ダイヤルを取り上げた全パターンのビジュアルを掲載。プレスリリースとして配信することで、より多くの人の目に留まり、両者の認知拡大効果にも寄与しています。
参考:海上保安庁(第九管区海上保安本部)×アルビレックス新潟 コラボポスター完成のお知らせ
「118番の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
1月18日の「118番の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
1月18日の「118番の日」は、海上保安庁や海の安全を想起させるきっかけになる日です。海に関連する業界の方はもちろん、海の安全に関わる商品・サービスを扱う企業の方は「118番の日」を切り口として、自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「118番の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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