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日本ダービー記念日(4月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日日本ダービー記念日(4月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

4月24日は「日本ダービー記念日」。今回は「日本ダービー記念日」の意味や由来を解説します。

また、「日本ダービー記念日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に馬に関連する商品やサービスを提供している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「日本ダービー記念日」の意味・由来とは?

4月24日は「日本ダービー記念日」。1932年のこの日に目黒競馬場で日本初のダービー「東京優駿」が開催されたことに由来しています。

イギリスの「ダービーステークス」に倣って企画されたこのレースは、現在では副名称の「日本ダービー」として、競馬ファンのみならず多くの人に知られています。このレースで優勝を飾ることは、騎手や調教師、馬主、生産者など、日本の競馬関係者すべてが憧れる最高の栄誉のひとつといわれています。

近年の日本ダービーは、毎年5月下旬頃に行われるため、記念日よりも実際のレーススケジュールに合わせたイベントやキャンペーンが目立ちますが、多くの企業がさまざまな催しを行っています。

「日本ダービー記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「日本ダービー記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日本ダービー記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日本ダービー記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「日本ダービー記念日」を元に発信をする流れ

「日本ダービー記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「日本ダービー記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「日本ダービー記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「日本ダービー記念日」を広報PRに活かした事例

「日本ダービー記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、記念日に関連する、日本ダービーにスポットを当てたイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.日本ダービーなどを制した競走馬の勝負服が当たるコラボ企画

サントリー食品インターナショナル株式会社は、「自販機にタッチで勝負服ボスジャン当たる!キャンペーン」と題したキャンペーン情報をプレスリリースで発表しました。同社が販売するコーヒー「BOSS」と、人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」とのコラボレーションを記念したプレゼント企画です。

日本ダービーなどを制した競走馬「スペシャルウィーク」と、「マンハッタンカフェ」の勝負服を再現したジャケットが、各5人に当たることを紹介しています。さらに、新Web CMについてもカット画像とともに紹介。「日本ダービー記念日」の事例ではありませんが、キャンペーン情報やCM情報を発信することで、効率的な認知拡大へとつなげています。

参考:BOSS「ウマ娘コラボ缶」が武豊さんとコラボ!!「勝負服ボスジャン」が当たるキャンペーン実施新CM「BOSS♡TAKE YUTAKA『タンタンタケユタカ』」篇 公開

事例2.人気キャラクターと競走馬のコラボブランド商品を発表

映像作品の企画・製作やプロデュース事業を手掛ける株式会社ジェンコは、新商品のプレスリリースを配信しました。イラストレーターの鷹月ナト氏が描く「UMA」と実際の競走馬のコラボレーションブランド「UMAbred」として、キーホルダーとアクリルスタンドを展開。

「日本ダービー記念日」に絡めた事例ではありませんが、ジャパンカップや日本ダービーに登場した競走馬をモチーフにした商品ラインナップが特徴的です。複数のバリエーションを写真とともに紹介し、ファン層を中心にアプローチしたのがGOODな広報PR施策といえます。

参考:実在の競走馬たちが、人気イラストレーター鷹月ナトが描く「ウマのようなモチモチアニマル=UMA」になっちゃった?「UMAbred アクリルスタンド&キーホルダー」のBOXトイ リリースが決定!

事例3.自然公園とウイスキーのオリジナルラベルボトルを発売

株式会社ノーザンホースパークは、同社が運営する自然公園「ノーザンホースパーク」にて販売する新商品についてプレスリリースを配信しました。今回のプレスリリースでは、堅展実業株式会社の「厚岸ウイスキー」との特別コラボで誕生した、オリジナルラベルボトルの限定商品を紹介しています。

実際のオリジナルラベルがわかる写真を掲載し、本商品ならではの魅力や味わいなどを豊富なボリュームで解説したのがGOOD。こちらも記念日に関する事例ではありませんが、新商品やコラボ商品の認知拡大を図る広報PR施策としても参考になるのではないでしょうか。

参考:「厚岸ウイスキー×ノーザンホースパーク オリジナルラベルボトル」発売のお知らせ

「日本ダービー記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

今回は、「日本ダービー開催日」に合わせたイベントやキャンペーンに関する事例を紹介しました。日本三大レースのひとつといわれる日本ダービーにちなんだ、ユニークな商品やキャンペーンなどは、競馬ファンだけでなくそれ以外の層も対象とした幅広い広報PR活動につなげることができます。

日本ダービー記念日である4月24日だけでなく、日本ダービーが開催される5月下旬くらいまでの約1ヵ月を使ったイベントの企画なども一案です。

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