毛皮の日
11月17日は「日本製肌着の日」。今回は「日本製肌着の日」の意味や由来を解説します。
また、「日本製肌着の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にファッション業界の方や、日本製の衣類を製造・販売する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「日本製肌着の日」の意味・由来とは?
11月17日は「日本製肌着の日」です。国産の肌着を企画・製造する株式会社HEALTHYA(ヘルシア)によって制定されました。
日付は、「2本(日本)」の線に見立てた11と、「イン(1)ナー(7)」の語呂合わせを組み合わせたのが由来。
優れた技術力を持つ日本製インナーを国内外に発信し、魅力を知ってもらうことが記念日制定の目的です。
「日本製肌着の日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、国産にこだわった衣類は複数の企業が販売しています。
自社の新商品をプレスリリースで紹介したり、製品開発情報を発信したりといった広報PR事例に活かしやすい記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「日本製肌着の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「日本製肌着の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日本製肌着の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日本製肌着の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「日本製肌着の日」を元に発信をする流れ
「日本製肌着の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「日本製肌着の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「日本製肌着の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「日本製肌着の日」を広報PRに活かした事例
「日本製肌着の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「日本製肌着の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「日本製肌着の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.綿自給率1%達成を目指すプロジェクトの新商品
株式会社アバンティは、同社が展開するオリジナルブランド「PRISTINE(プリスティン)」の発売情報を発表しました。日本の綿自給率を0%から1%に上げる「国産綿復活プロジェクト」の一環として、「着衣初め 初夢セット」の販売を開始したプレスリリースです。
プレスリリースでは、商品の開発背景や概要に加え、プリスティンが実施した調査レポートも紹介。オーガニックな綿を用いた衣類と睡眠の質の関係性について言及し、生活に取り入れることのメリットに触れた記事内容がGOODな広報PR事例です。
参考:日本の綿自給率1%を目指す「国産綿復活プロジェクト」から初の製品化 プリスティン、国産綿を使用した「着衣初め 初夢セット」限定販売開始 ~国産綿の肌触り、究極の眠りを追求したパジャマ
事例2.上質な日本製の衣類を3社共同で商品化
株式会社セシールは、「【日本製】スマイルコットン®空気をまとっているような着心地のハイネックカットソー」のプレスリリースを公開しました。「毎日肌に触れる服こそ大切に」という想いのもと、同社を含む3社が共同で商品化したコラボプロジェクトです。
服のやわらかさと軽さにこだわり、希少価値のある綿を用いているのが強み。日本製の安心感だけでなく、着心地や肌触りの良さにも言及したプレスリリースがGOODです。販売情報を紹介することで、商品や企業への認知拡大効果を発揮しています。
参考:【新商品発売情報】数量限定!『【日本製】スマイルコットン®空気をまとっているような着心地のハイネックカットソー』がセシールより新発売!毎日肌にふれる服こそ、品質で選びませんか。
事例3.女性向けの肌着ブランドがショールーミングスペースに出店
白鷺ニット工業株式会社は、大人の女性向けに展開している肌着ブランド「HAKURO(ハクロ)」のプレスリリースを発表しました。2022年4月6日から6月28日にかけて、ショールーミングスペース「明日見世(asumise)」での出店が決定。
コットン100%にこだわって作られた女性向けインナーが主力商品で、期間中は実際に商品を体験できます。商品展示をきっかけに、より多くの人に認知してもらい、販売促進効果が期待できる広報PR事例といえるでしょう。
参考:大人の肌に寄り添う肌着「HAKURO」ー 大丸東京店「明日見世」に出店
「日本製肌着の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
11月17日の「日本製肌着の日」は、日本製のインナーや衣類に注目が集まりやすい日です。国産衣類の製造に携わっている方や、日本製にこだわった商品企画・開発などを行う企業の方にとっては特に、「日本製肌着の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「日本製肌着の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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