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文鳥の日(10月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日文鳥の日(10月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月24日は「文鳥の日」。今回は「文鳥の日」の意味や由来を解説します。

また、「文鳥の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にペット業界の方や、小鳥をモチーフにした商品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「文鳥の日」の意味・由来とは?

10月24日は「文鳥の日」です。文鳥に関する書籍やカレンダーの執筆・撮影などを行うライターの伊藤美代子氏によって、2005年に制定されました。

日付は、「10(テン)」と「幸せ」の4から、「手(10)にし(4)あわせ)」と読む語呂合わせが由来。加えて、10月は文鳥のヒナが出回るシーズンであることも由来のひとつです。

毎年「文鳥の日」には、文鳥をデザインした商品販売やイベント企画など、さまざまな企業が記念日にちなんだ活動を行っています。ペットとして人気が高い鳥でもあるため、ペット業界から情報を発信したり、「文鳥の日」ならではのキャンペーンを開催したりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「文鳥の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「文鳥の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「文鳥の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「文鳥の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「文鳥の日」を元に発信をする流れ

「文鳥の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「文鳥の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「文鳥の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「文鳥の日」を広報PRに活かした事例

「文鳥の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「文鳥の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「文鳥の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.鳥の魅力を感じられる『いきものと生きる-いろとりどり展-』を開催

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が運営する奈良 蔦屋書店は、鳥をテーマとした『いきものと生きる-いろとりどり展-』を3月1日から4月7日まで開催することをプレスリリースで配信。今回の『いきものと生きる-いろとりどり展-』では、野鳥写真家の薮重幸さん作品のパネル展として、平城宮跡の野鳥の様子がわかる『あおによし 平城宮跡の鳥たち』も開催しています。

プレスリリースには、展示会の見どころや参加アーティストの情報を掲載。作品の特徴とアーティストのXやInstagram、ブログのURLなどをわかりやすく紹介した構成がGOODです。「文鳥の日」の事例ではありませんが、鳥に関する展示会の広報PRの際に参考になるプレスリリースです。

参考:【奈良 蔦屋書店】その佇まいがたまらなく愛おしい 「いきものと生きる-いろとりどり展-」開催

事例2.鳥の専門医が飼い鳥の発情問題を解説した書籍を発売

デザイン書、美術書、実用書を中心に書籍を出版している株式会社グラフィック社は、『鳥のお医者さんの「発情」の教科書』を発売することをプレスリリースで配信しました。鳥の専門医によるインコ・オウム、文鳥など、飼い鳥のために発情の問題を詳しく記載した書籍です。

プレスリリースでは、本書の内容を一部掲載しながら、見どころを紹介しています。「文鳥の日」にちなんだプレスリリースではないものの、鳥に関する書籍の発売の際に参考になる構成です。

参考:\もう迷わない!/ 飼い鳥のための発情対策・決定版『鳥のお医者さんの「発情」の教科書』3月発売!

事例3.絵本の新作発売を記念した読み聞かせサイン会を開催

インソール研究開発メーカーの株式会社村井は、2023年6月10日に同社が運営する「ARUKU COFFEE & GALLERY(アルクコーヒー&ギャラリー)」にて、イベントを開催することをプレスリリースで配信。「第8回 絵本出版賞 大人向け絵本部門 最優秀賞受賞」の絵本作家、小亀たく氏の新作『きいろとしろ』読み聞かせと著者サイン会です。

また、「歩く」をテーマにしたギャラリー展示の第3弾「人生を誰かと一緒に歩く幸せ展」として、2023年5月23日から 7月15日の期間に、著者直筆原画を展示。

プレスリリースでは、『きいろとしろ』に登場する人の家で暮らす白文鳥「しろ」と桜文鳥「ぴーぽっぽ」が掲載された表紙をアイキャッチに設定しています。本文では、サイン会の概要や当日の流れや、期間限定で行う原画展示会の内容を画像とともにわかりやすくまとめているのがGOOD。「文鳥の日」にちなんだ事例ではありませんが、イベントの発信や文鳥に関する情報発信の際の参考になる事例ではないでしょうか。

参考:【ARUKU COFFEE & GALLERY】6月10日 (土) 絵本出版賞 最優秀賞受賞 作家 小亀たく氏 待望の新作『きいろとしろ』読み聞かせ × サイン会 開催

「文鳥の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月24日の「文鳥の日」は、ペットとしても人気の文鳥に注目が集まりやすい日です。文鳥をはじめとする小鳥関連の商材を扱っている方や、ペット業界の広報PRを検討している方にとっては特に、「文鳥の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「文鳥の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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