ノーベル賞制定記念日
11月22日は「回転寿司記念日」。今回は「回転寿司記念日」の意味や由来を解説します。
また、「回転寿司記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、回転寿司店の運営に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「回転寿司記念日」の意味・由来とは?
11月22日は「回転寿司記念日」です。回転寿司の生みの親企業として知られる、元禄産業株式会社によって制定されました。
日付は、同社の創設者であり、回転寿司の考案者でもある白石義明氏の誕生日(1913年11月22日)にちなんでいます。当時高級品であった寿司を回転寿司のシステムで提供することで、現代のような大衆食として親しまれるようになりました。
日本では大手チェーン店も多数展開しており、全国各地で回転寿司が味わえるまで発展しています。老若男女問わずアプローチしやすい商材でもあるため、飲食業界を中心に、多様な広報PR活動に活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「回転寿司記念日」をきっかけに広報PR活動する効果
「回転寿司記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「回転寿司記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「回転寿司記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「回転寿司記念日」を元に発信をする流れ
「回転寿司記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「回転寿司記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「回転寿司記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「回転寿司記念日」を広報PRに活かした事例
「回転寿司記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「回転寿司記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「回転寿司記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.さがし絵本と食事券が当たるSNSキャンペーンを共同で開催
株式会社KADOKAWAは、回転寿司チェーン店を展開するくら寿司株式会社と共同で、Twitterキャンペーンを実施しました。販売中のさがし絵本『くら寿司のおすしまんぷくさがしっこ』や、くら寿司の食事券1,000円分が20人に当たるプレゼント企画です。
くら寿司公式のTwitterアカウントフォローと、該当ツイートのリツイートで応募が完了。KADOKAWAが販売する人気絵本商品の販売を促進するため、企業とタッグを組んだ有用な広報事例といえます。
参考:さがし絵本「くら寿司のおすしまんぷくさがしっこ」や くら寿司お食事券1,000円が抽選で20名様に当たる! Twitterキャンペーンを開催!
事例2.回転寿司や100均が多い街など、独自のランキング情報を掲載
株式会社LIFULLは、同社が運営する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」が監修したムック本『後悔しない街選び超データBOOK』の刊行を発表しました。不動産に関する最新情報を解説したり、住宅購入の基礎知識を紹介したりといった特集のほか、首都圏を対象とした調査リリースも発表。
「回転寿司が多い街」や「100均が多い街」など、ユニークな切り口でランキング化しているのがGOODポイントです。首都圏での新生活を検討している人や、不動産情報を求めている人にとっては、特に有用なコンテンツとなっています。
参考:首都圏で「回転寿司が多い街」と「100均が多い街」1位はまさかの同じ街。面白ランキングを独自調査!
事例3.店内飲食・持ち帰りで各月利用可能なクーポンをプレゼント
コロワイドグループの株式会社アトムは、回転寿司「にぎりの徳兵衛」「海鮮アトム」「海へ」の各店にて、期間限定のキャンペーンを実施しました。2022年8月1日〜16日の期間中に店舗を利用すると、9〜11月に使えるクーポンをプレゼントする企画です。
店内飲食だけでなく、持ち帰りにも対応しているのが魅力。クーポンは、対象期間であれば各月1回の利用が可能です。店舗の利用経験がある人はもちろん、利用を検討している潜在顧客へのアプローチにもつながっています。
参考:アトムグループ回転寿司「にぎりの徳兵衛」,「海鮮アトム」,「海へ」8/1~8/16に、店内飲食もしくはお持ち帰りをご利用頂くと
事例4.業界初のAR水族館を、回転寿司各店で実施
株式会社コムラインは、同社が運営するグルメ回転寿司「魚魚丸(ととまる)」にて、寿司屋業界初となるプロジェクトを始動しました。全店舗の待合スペースやテーブルにスマホをかざすと、画面内に多種多様な海の生き物が映し出されるAR水族館です。
今回の提供開始に合わせて、InstagramやTwitterでのSNSキャンペーンも実施。利用した人に積極的に発信してもらうことで、より効率的な認知拡大と、新顧客の来店数増大といった効果が期待できます。
参考:お寿司屋さん世界初!愛知県の人気ご当地回転寿司「魚魚丸」でデジタル水族館とARおさかな図鑑が7月30日よりスタート!
事例5.夏の期間限定で、人気商品を110円で提供
コロワイドグループのカッパ・クリエイト株式会社は、同社が運営するかっぱ寿司にて、2022年7月20日〜8月2日の期間限定キャンペーンを発表しました。同店の人気商品である「いくら包み」を、期間中、店内飲食限定で税込110円で提供しています。
プレスリリースでは、該当商品の紹介に加え、かっぱ寿司ならではの取り組みについても紹介。国産米を用いたシャリへのこだわりを発信することで、提供品全体への興味関心につなげているのがGOODポイントです。
参考:夏休みはかっぱ寿司でぷちぷち弾ける“うまい!”一皿を!『いくら包み』が110円(税込)で登場!
「回転寿司記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
11月22日の「回転寿司記念日」は、回転寿司に注目が集まりやすい日です。回転寿司店の運営に関わっている企業の方や、寿司関連の製品を企画・販売する企業の方にとっては特に、「回転寿司記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「回転寿司記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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