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世界KAMISHIBAIの日(12月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日世界KAMISHIBAIの日(12月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月7日は「世界KAMISHIBAIの日」。今回は「世界KAMISHIBAIの日」の意味や由来を解説します。

また「世界KAMISHIBAIの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に子ども向けの商材を扱っている方はぜひ参考にしてみてください。

「世界KAMISHIBAIの日」の意味・由来とは?

12月7日は「世界KAMISHIBAIの日」です。2018(平成30)年、紙芝居に興味がある人や演じたい人が参加・交流する団体「紙芝居文化の会」によって制定されました。

日付は、同会の創立日である2001年12月7日にちなんでいます。日本独自の文化として世界的に知られている紙芝居を研究し、その魅力を発信することが、記念日制定の目的です。

毎年12月7日やその前後には、同会を中心に「世界KAMISHIBAIの日」にちなんだイベントが開催されています。子ども向けの企画として紙芝居を披露したり、紙芝居にまつわる新商品をプレスリリースで発表したりといった広報PRに有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「世界KAMISHIBAIの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「世界KAMISHIBAIの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界KAMISHIBAIの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界KAMISHIBAIの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界KAMISHIBAIの日」を元に発信をする流れ

「世界KAMISHIBAIの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界KAMISHIBAIの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界KAMISHIBAIの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界KAMISHIBAIの日」を広報PRに活かした事例

「世界KAMISHIBAIの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界KAMISHIBAIの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「世界KAMISHIBAIの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.異なる表現技法を組み合わせたシアタープログラム

一般社団法人・関西イノベーションセンターは、「ミライノチプロジェクト」の一環として、大阪府内の幼稚園・こども園にて開催する実証公演についてプレスリリースを配信しました。ミュージカルとパペット、紙芝居の3つを融合させたユニークな取り組みです。

プレスリリースではプロジェクトの概要を紹介したうえで、今回のイベント企画についてもまとめています。「世界KAMISHIBAIの日」の広報PR施策ではありませんが、画像やイラストといったビジュアルを活用しながら、独自性の高いコンテンツ内容を訴求した構成がGOODな事例です。

参考:【ミライノチプロジェクト】ミュージカル紙芝居パペットシアター実証公演開催!

事例2.販売中の紙芝居をすべて展示販売する日本発の取り組み

株式会社童心社は、プレスリリースで「童心社の紙芝居すべてを展示販売する」フェアの開催情報を発表しました。毎月新刊の紙芝居を出版する童心社が、販売中の紙芝居をすべて展示販売するイベントです。

一般的な書籍ではなく紙芝居にフォーカスした取り組みであることやその理由、日本初の企画となることなど、魅力的な訴求ポイントを複数盛り込んでいるのが特徴。「世界KAMISHIBAIの日」のプレスリリースではありませんが、キーワードと親和性の高い広報PR施策として非常に参考になります。

参考:日本初!「童心社の紙芝居すべてを展示販売する」フェアが紀伊國屋書店新宿本店にて開催されます。

事例3.国内外の紙芝居作家と作品を展示する無料企画

株式会社小学館集英社プロダクションは、大阪府立中之島図書館で開催する「ようこそ!世界の紙芝居の森へ~We love KAMISHIBAI!」のプレスリリースを配信しました。海外の紙芝居作家・作品を中心に、国内外の作品を展示する無料企画です。

プレスリリースはシンプルな内容ですが、サブタイトルで開催場所・開始日・企画名がわかるよう端的に記載しているのがGOOD。さらにポスター画像も掲載し、開催概要だけでなく展示物の一部がひと目で認識できます。こちらも「世界KAMISHIBAIの日」ではないものの、イベントの認知拡大に寄与した事例として参考になるのではないでしょうか。

参考:ようこそ!世界の紙芝居の森へ~We love KAMISHIBAI!

「世界KAMISHIBAIの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月7日の「世界KAMISHIBAIの日」は、日本独特の文化である紙芝居に注目が集まりやすい日です。紙芝居の製作に携わっている方や、子ども・保護者・保育関係者向けのイベントを手掛ける企業の方にとっては特に、「世界KAMISHIBAIの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「世界KAMISHIBAIの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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