
世界自転車デー
5月14日は「けん玉の日」。今回は「けん玉の日」の意味や由来を解説します。
また、「けん玉の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にけん玉に関する製品の開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月14日は「けん玉の日」です。けん玉を通じて社会づくりに貢献することを目指す、一般社団法人・グローバルけん玉ネットワーク(GLOKE)によって制定されました。
日付は、1919(大正8)年の5月14日、けん玉の原型となる「日月ボール」が江草濱次氏によって考案・実用新案登録された出来事にちなんでいます。「けん玉で世界をつなごう」を合言葉に、国際的に普及させるのが記念日制定の目的です。
同会は、「けん玉の日」を中心にけん玉の歴史を発信したり、けん玉のプロデュースを行ったりといった活動を続けています。けん玉に特化した企業でなくとも、子ども用玩具として紹介するプレスリリースや、けん玉の魅力をPRする広報活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「けん玉の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「けん玉の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「けん玉の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「けん玉の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「けん玉の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「けん玉の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「けん玉の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「けん玉の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「けん玉の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
けん玉を製造する株式会社イワタ木工のブランド「IWATA」は、世界最高峰のインテリア&デザイン見本市MAISON&OBJET PARIS2024に出展することをプレスリリースで発表。2024年1月18日よりフランスのパリで開催されるインテリアとデザインの見本市です。
プレスリリースでは、けん玉ブランドを持つ、同社がなぜインテリアオブジェのブランド「IWATA」を立ち上げ、現在どのように展開しているのかを紹介。今回の出展に際し、新作を加えたことを記載しています。それぞれの特長をテキストだけでなく画像を複数用いて紹介しているのがよりわかりやすくGOOD。
「けん玉の日」にちなんだものではありませんが、プレスリリースを配信することで多くの人に認知されるきっかけとなった好事例です。
参考:“けん玉” 製造会社(株)イワタ木工は、世界最高峰のインテリア&デザイン見本市MAISON&OBJET PARIS2024に出展致します。
株式会社イワタ木工は、同社のオリジナルけん玉ブランド「MUGEN MUSOU」が、令和6年度の「ザ・広島ブランド」に認定されたことをプレスリリースで発表しました。「MUGEN MUSOU」は、けん玉発祥の地である広島県廿日市市で誕生したブランドで、伝統と革新を融合したデザインが特長です。
プレスリリースでは「MUGEN MUSOU」と、「ザ・広島ブランド」の概要を丁寧に紹介。認定式当日の様子を収めたメイン画像は、読み手の関心を引きつけるポイントです。記念日に紐づけた情報発信ではありませんが、地域性を活かし、自社ブランドの認知度向上を図った参考事例です。
参考:ザ・広島ブランドに、けん玉ブランド「MUGEN MUSOU」が認定されました。
一般社団法人グローバルけん玉ネットワークは、「ウッドワンけん玉ワールドカップ廿日市2024」の開催をプレスリリースで発表しました。2014年から毎年実施されている本大会は、けん⽟発祥の地とされる広島県廿⽇市に集まり、世界⼀の座を競うイベントです。
プレスリリースでは、シード選手の紹介や過去の大会で盛り上がりを伝える写真を通じて、イベントへの関心を高めています。また、能登半島支援「けん玉の輪プロジェクト」に触れ、社会的意義を訴求している点も特徴です。「けん玉の日」に合わせた配信ではありませんが、けん玉文化の普及を促進する広報PR施策として参考になります。
参考:【けん玉W杯】ウッドワンけん玉ワールドカップ廿日市2024 開催!7月27日(土)、28日(日)の2日間。16の国と地域から過去最多の948名が出場
5月14日の「けん玉の日」は、けん玉に注目が集まり、昔ながらの遊びや日本文化を想起させるきっかけになる日です。玩具の製造・販売を手掛ける企業の方や、けん玉に関するイベント企画を検討している方にとっては、「けん玉の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「けん玉の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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