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和服の日(10月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日和服の日(10月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月29日は「和服の日」。今回は「和服の日」の意味や由来を解説します。

また、「和服の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にアパレル業界の方や、和服の製造・開発に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「和服の日」の意味・由来とは?

10月29日は「和服の日」です。ファッション関連の店舗を約100ヵ所に展開する、株式会社鈴花商事によって制定されました。

日付は「いい(1)わ(0)ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせが由来。日本固有の衣装の呼び名である「和服」を広め、和服ならではの素晴らしさを多くの人々に知ってもらうことが、記念日制定の目的です。

近年では普段着に洋服を選ぶケースがほとんどですが、成人式をはじめとする式典においては、和服を着用することもあります。

和服の新商品をプレスリリースで発表したり、関連のイベント・キャンペーン情報を発信したりといった広報活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「和服の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「和服の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「和服の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「和服の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「和服の日」を元に発信をする流れ

「和服の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「和服の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「和服の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「和服の日」を広報PRに活かした事例

「和服の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「和服の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「和服の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「ファッションワールド東京秋」を東京ビッグサイトで開催

見本市を主催するRX Japan株式会社は、「Faw TOKYO(ファッションワールド東京) 秋」を東京ビッグサイトにて開催するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースの前半に、取材を希望する方へ向けたURLを記載し、スムーズに誘導しているのがGOOD。また、展示する商品を一部写真とともに紹介し、内容がイメージしやすくなっています。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、和服に関する展示会やイベントを広報PRする際に参考になる事例です。

参考:【世界が注目する日本文化の象徴をファッションに】“たたみ・着物”を用いた『日本発ファッション』が集結

事例2.和服が簡単に作れる型紙付き書籍を発売

出版社の株式会社グラフィック社は、書籍『新装版 ミシンで着物 綿・麻・ゆかた』を発売するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースには書影や紙面の写真を大きく掲載し、内容がイメージしやすい構成になっています。「和装のテクニックいらず」という訴求力のあるフレーズをタイトルに入れているのもGOODです。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、和服に関する書籍の発売を広報PRする際に参考になる事例です。

参考:和裁のテクニックいらず。お洋服をつくるように着物がつくれる!『新装版 ミシンで着物』10月発売

事例3.「着物用コート」を数量限定で販売

サステナブルブランドを展開するKAPOK JAPAN株式会社は、木の実由来のファッションブランドKAPOK KNOTから「着物用コート」を数量限定で抽選販売するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースには商品の雰囲気が伝わるインパクトの強い写真を複数掲載し、魅力をビジュアルで伝えているのがGOOD。後半に商品ラインナップをカタログのように掲載しているのも独自性のある構成です。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、和服ブランドの新商品を広報PRするプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:【着物コート×KAPOK KNOT】伝統と現代が織りなす新たな物語 — この世に10着しかない限定版着物用コートの挑戦

「和服の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月29日の「和服の日」は、和服に注目が集まり、着物や袴を想起させるきっかけになる日です。ファッションの関連商品を扱う企業の方や、和服・和柄の商品開発を行っている方にとっては特に、「和服の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「和服の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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