
観光バス記念日

11月16日は「幼稚園記念日(幼稚園開園の日)」。今回は「幼稚園記念日」の意味や由来を解説します。
また、「幼稚園記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に教育業界の方や、保育関連の商材を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
11月16日は「幼稚園記念日」。1876(明治9)年11月16日に、日本初の幼稚園が開園された出来事にちなんだ記念日です。日本特有の記念日で、「幼稚園開園の日」とも呼ばれています。
1施設目の幼稚園として開園したのは、東京都神田の官立幼稚園である東京女子師範学校附属幼稚園(現:お茶の水女子大附属幼稚園)。由緒ある家の子どもたち約50人が入園し、そのほとんどが付き人や馬車で登園しました。
日本初の幼稚園は、現在の幼稚園教育の基礎になったともいわれています。幼稚園はもちろん、保育園を含む幼児教育関連の広報PRに有用な記念日といえるでしょう。
「幼稚園記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「幼稚園記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「幼稚園記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「幼稚園記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「幼稚園記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「幼稚園記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「幼稚園記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「幼稚園記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「幼稚園記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
東芝テック株式会社は、小学館の幼児向け知育雑誌『幼稚園』の企業コラボ付録プロジェクトに参画することをプレスリリースで発表しました。2021年、2023年に続く3回目の企画で、同社は「スマートレシート®」をモデルにした組み立て付録を提供。
「幼稚園記念日」にちなんだ事例ではありませんが、自社実績をプレスリリースで発信して認知を広めています。予告ページの画像をプレスリリースにも掲載し、付録内容をわかりやすく伝えたビジュアルコンテンツもGOODです。
参考:東芝テック、小学館の幼児誌『幼稚園』企業コラボ付録企画へ参画
岡山県岡山市は、令和8年度採用岡山市講師等登録会についてプレスリリースで案内しました。学校・幼稚園で働きたい人を対象に、講師として登録する機会を提供する取り組みです。
記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、地域の情報を積極的に発信することでメディア関係者に効果的にアプローチしています。比較的シンプルな内容ではありますが、ポスター画像も掲載することで視覚的に情報を伝えた好事例です。
兵庫県淡路島で「ニジゲンノモリ アニメ淡路島公園」を運営する株式会社ニジゲンノモリは、アトラクション「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」で開催するイベントについてプレスリリースを配信しました。「ふたば幼稚園」の開設3周年を記念し、10月31日から11月30日にかけて新企画を展開。
アニメに登場する幼稚園をモチーフにしたアトラクションで、入園などを体験できるイベント内容を強みとしています。「幼稚園記念日」に関連した事例ではありませんが、独自性・希少性が高くメディアフックになりやすい広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。
参考:ニジゲンノモリ「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」 現在開催中の『ふたば幼稚園 HAPPY ANNIVERSARY 2025』 新企画が登場! 10月31日(金)~11月30日(日)限定開催!
11月16日の「幼稚園記念日」は、教育業界に注目が集まり、幼稚園や保育園を想起させるきっかけになる日です。園の運営に携わっている方や、教育者・保護者向けの製品を販売する企業の方にとっては特に、「幼稚園記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「幼稚園記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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