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九十九島の日(9月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日九十九島の日(9月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月19日は「九十九島の日」。今回は「九十九島の日」の意味や由来を解説します。

また、「九十九島の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に観光やイベントに関する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「九十九島の日」の意味・由来とは?

9月19日は「九十九島の日」です。1999年に長崎県佐世保市が、「く(9)じゅうく(19)」と読む語呂合わせで制定

豊かな自然と美しい景観を永く受け継ぎ、国内外に向けて「九十九島」の魅力を発信していくことが目的です。

毎年9月19日には、市民による清掃活動などの特別なイベントを実施し、かけがえのない「九十九島」を見つめ直す日としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「九十九島の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「九十九島の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「九十九島の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「九十九島の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「九十九島の日」を元に発信をする流れ

「九十九島の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「九十九島の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「九十九島の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「九十九島の日」を広報PRに活かした事例

「九十九島の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、いずれも「九十九島の日」に合わせたプレスリリースではないものの、これから「九十九島の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になりそうな事例とGOODポイントを紹介します。

事例1.夏限定で「夏の九十九島せんぺい」発売

長崎県佐世保市の製菓会社である九十九島グループは、「九十九島せんぺい」の夏限定パッケージを発売するとプレスリリースで発表しました。「九十九島せんぺい」は1951年に誕生した地元で愛されるお菓子です。

プレスリリースのメイン画像には、夏らしさが伝わる商品のイメージ写真を配置している点がGOOD。季節限定であることをタイトルにも盛り込み、希少性を高めています。パッケージの状態の写真も掲載されているため、実物がイメージしやすくなっています。「九十九島の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、九十九島の名物を広報PRする際に参考になる事例です。

参考:【長崎土産】帰省土産や中元ギフトに!夏限定「夏の九十九島せんぺい」を7月1日(月)より発売

事例2.佐世保を中心とした西九州地区の観光事業を活性化

地図情報会社の株式会社ゼンリンは、複数の企業などと共同で、事業推進を担うコンソーシアム「海風の国DXマーケティングコンソーシアム」を設立したとプレスリリースで発表しました。佐世保を中心とした西九州地区の観光事業の活性化を目的とした取り組みです。

プレスリリースでは佐世保市の九十九島を含む豊富な観光資源について説明し、コンソーシアムの重要性を丁寧に説明しています。事業概要をイメージ図で説明している点もGOODです。今後の展開にも触れ、継続的に注目したくなる工夫がされています。記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、観光促進や地域活性化の取り組みの広報PRとして参考になります。

参考:佐世保観光DXの実現に向けた「海風の国DXマーケティングコンソーシアム」を設立 ~観光庁実証事業「全国の観光地・観光産業における観光DX推進に関するマーケティング強化モデル実証事業」に採択~

事例3.九十九島に生息する大型の魚チヌを追う番組を放送

テレビ大阪株式会社は、「『THEフィッシング』春のベストシーズン開幕!九十九島大型チヌ徹底攻略」という番組を放送するとプレスリリースで発表しました。九十九島に生息するチヌという魚を追うドキュメンタリーです。

プレスリリースでは九十九島で撮影したカットを多数掲載し、番組を見たくなるよう促している点がGOODです。チヌの希少性や九十九島の魅力が伝わってくるプレスリリースです。記念日にちなんだ事例ではありませんが、九十九島の魅力が伝わってくる広報PRです。

参考:【THEフィッシング】春のベストシーズン開幕!九十九島大型チヌ徹底攻略

「九十九島の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「九十九島の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「九十九島」に関連するイベントやキャンペーンを企画する場合、9月19日の「九十九島の日」に合わせてプレスリリースを配信してもよいでしょう。記念日を上手に活用することで、より多くの人の認知度を高めることが可能です。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「九十九島の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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