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えのすいクラゲの日(毎月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日えのすいクラゲの日(毎月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月9日は「えのすいクラゲの日」。今回は「えのすいクラゲの日」の意味や由来を解説します。

また、「えのすいクラゲの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や、新江ノ島水族館にまつわる商材を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「えのすいクラゲの日」の意味・由来とは?

毎月9日は「えのすいクラゲの日」です。神奈川県藤沢市に施設を構える新江ノ島水族館によって制定されました。

日付は「クラゲ」のク(9)から取った語呂合わせが由来。2011年1月から毎月9日に開催している、一般参加型のプログラムにちなんだ記念日です。

相模湾のクラゲ調査に動向して自然環境・生物多様性について考えるプログラムで、記念日をきっかけにより多くの人々に認知してもらうことを目的としています。

同施設でのイベント情報や取り組みを発信する広報PRはもちろん、水族館とのコラボレーション企画を紹介したり、施設内での販売商品を紹介したりといった活動にも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「えのすいクラゲの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「えのすいクラゲの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「えのすいクラゲの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「えのすいクラゲの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「えのすいクラゲの日」を元に発信をする流れ

「えのすいクラゲの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「えのすいクラゲの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「えのすいクラゲの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「えのすいクラゲの日」を広報PRに活かした事例

「えのすいクラゲの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「えのすいクラゲの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「えのすいクラゲの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.人気のクラゲが広告ジャックする1ヵ月間の特別プロジェクト

株式会社新江ノ島水族館は、2024年7月1日から1ヵ月間にわたるプロジェクトを開始し、プレスリリースで発表しました。小田急線2編成の車両内を、新江ノ島水族館のクラゲたちが広告ジャックする「くらげとれいん」を運行。

プレスリリースでは実際の広告イメージを写真で紹介し、本プロジェクトならではの独自性と新規性を訴求しています。「えのすいクラゲの日」とは明記されていませんが、同時期に展開される特別展「くらげ展」にも触れることで、施設への興味・関心を高めた好事例といえるでしょう。

参考:“えのすい”のクラゲたちが小田急線をジャック!7月1日(月)から「くらげとれいん」 運行!

事例2.傘ブランドが江ノ島水族館とコラボレーション

傘ブランド「Wpc.(ダブリュピーシー)」を手掛ける株式会社ワールドパーティーは、新江ノ島水族館とコラボレーションとのコラボレーション商品発売を決定し、プレスリリースで発表しました。水族館の開館20周年を記念したコラボ企画です。

傘のデザインがわかる商品写真だけでなく、実際の利用シーンをイメージしやすい写真を掲載したのがGOODポイント。記念日に関する広報PRではありませんが、商品の企画者のコメントを紹介することで、コラボ商品の背景や想いを具体的に伝えています。

参考:新江ノ島水族館の癒やしの空間が傘いっぱいに広がる Wpc.ブランド創立&新江ノ島水族館開館20周年を記念して『おはよう、大水槽アンブレラ』『おやすみ、くらげアンブレラ』全国発売決定! 

事例3.冬季イベントのアンバサダーと開催情報についてプレスリリース配信

株式会社新江ノ島水族館は、冬季イベント「Jewerium」のアンバサダーに俳優・水上 恒司氏を起用したことを発表。特設サイトをオープンし、プレスリリースでは同氏のコメントや開催期間などについて詳しく紹介しています。

「スペシャルコンテンツ」の見出しを設け、本イベントならではのショーや特別水槽などを写真とともにピックアップしたのがGOODです。こちらも「えのすいクラゲの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、豊富な写真を掲載することで魅力を発信しています。

参考:新江ノ島水族館 冬季イベント 「Jewerium (ジュエリウム)」俳優 水上 恒司さんがアンバサダーに就任!オーディオガイドでナレーションにも参加

「えのすいクラゲの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月9日の「えのすいクラゲの日」は、新江ノ島水族館やクラゲに注目が集まりやすい日です。施設運営に携わっている方や、新江ノ島水族館との共同プロジェクトを手掛ける企業の方にとっては特に、「えのすいクラゲの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「えのすいクラゲの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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