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給湯の日(9月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日給湯の日(9月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月10日は「給湯の日」。今回は「給湯の日」の意味や由来を解説します。

また、「給湯の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、給湯器の製造・販売に携わっている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「給湯の日」の意味・由来とは?

9月10日は「給湯の日」です。大阪府大阪市に本社を置き、電気事業や電気通信事業などを展開する関西電力株式会社によって制定されました。

日付は「きゅう(9)とう(10)」と読む語呂合わせが由来。省エネ効果が見込める電気給湯機「エコキュート」を多くの人に知ってもらい、給湯器を見直すきっかけにすることが記念日制定の目的です。

エコキュートそのものの認知拡大を図る広報PR施策としてはもちろん、給湯器の点検を呼びかけたり、自社製品の発売情報を発信したりといったプレスリリースとも掛け合わせやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「給湯の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「給湯の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「給湯の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「給湯の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「給湯の日」を元に発信をする流れ

「給湯の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「給湯の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「給湯の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「給湯の日」を広報PRに活かした事例

「給湯の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「給湯の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「給湯の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.給湯器の薄型モデル発売をプレスリリースで公開

パナソニック株式会社 空質空調社は、2025年11月10日に昼間沸上げ形の自然冷媒(CO₂)ヒートポンプ給湯機「おひさまエコキュート」の薄型モデルを発売するとプレスリリースで発表。再生可能エネルギーの普及で注目が高まる「おひさまエコキュート」のラインアップを拡充し、多様なニーズに対応できる製品展開を進めています。

「給湯の日」に関する事例ではありませんが、自社の新製品の発売情報に加え「業界で初めて」とインパクトのあるタイトルで関心を寄せたのがGOODです。薄型ならではの魅力が伝わるよう、設置イメージ画像を掲載したビジュアル面も参考になります。

参考:業界で初めて「おひさまエコキュート」の薄型モデルを発売

事例2.給湯器や屋根の点検・工事トラブルを注意喚起したプレスリリース

神奈川県は、給湯器・分電盤・屋根などの点検や工事トラブルに関するプレスリリースを配信しました。「点検商法」と呼ばれる被害が増えていることを受け、苦情相談件数の推移とともに注意喚起しています。

記念日にちなんだ広報PRではありませんが、プレスリリースで情報発信することでメディア関係者・生活者を問わず幅広い層にアプローチしたのが特徴。具体的な相談事例もピックアップし、県としての取り組みを伝えています。

参考:給湯器、分電盤、屋根などの点検商法のトラブルに注意!

事例3.給湯器の検証結果をプレスリリースで発表

リンナイ株式会社は、自社製品「ウルトラファインバブル給湯器」のプレスリリースを配信。「Air Bubble Technology(エアバブルテクノロジー)」を搭載した給湯器の実験を行い、クレンジング効果と美髪効果の検証結果を発表しました。

商品と検証結果の概要を紹介したうえで、実験条件・実験結果をまとめた構成が読みやすくGOODなポイントです。こちらも「給湯の日」に関する事例ではありませんが、独自性・新規性の高い実績をプレスリリースで発信することで認知拡大効果が期待できる有用な広報PR施策といえるでしょう。

参考:ウルトラファインバブル給湯器のクレンジング効果と美髪効果を検証

「給湯の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「給湯の日」は、エコキュートをはじめとする給湯器に注目が集まりやすい日です。給湯器の製造に携わっている方や、ライフラインに関わる商品・サービスを提供する企業の方にとっては特に、「給湯の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「給湯の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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