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大洗濯の日(12月第3土曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日大洗濯の日(12月第3土曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月第3土曜日は「大洗濯の日」。今回は「大洗濯の日」の意味や由来を解説します。

また、「大洗濯の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に家電メーカーの方や、洗濯にまつわる商材を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「大洗濯の日」の意味・由来とは?

毎年12月の第3土曜日は「大洗濯の日」です。スキンケア製品やクッキング用品、洗濯用品などを幅広く販売するライオン株式会社によって制定されました。

日付は、12月の3週目が年末の大掃除の準備をはじめる時期であり、土曜日は取り組みやすい曜日であることが由来です。2024年は12月21日、2025年は12月20日が記念日にあたります。

年末の大掃除と同じく、布団カバーや毛布、カーテンといった大きなものを「大洗濯」するきっかけにすることが、記念日制定の目的。

洗濯機のプレスリリースを発表したり、年末シーズンならではのイベント・キャンペーン情報を発信したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「大洗濯の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「大洗濯の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「大洗濯の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「大洗濯の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「大洗濯の日」を元に発信をする流れ

「大洗濯の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「大洗濯の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「大洗濯の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「大洗濯の日」を広報PRに活かした事例

「大洗濯の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「大洗濯の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「大洗濯の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.除菌すすぎ機能を搭載した業務用超大型洗濯乾燥機を発売

アクア株式会社は、2022年4月に発売したコイン式全自動洗濯乾燥機のリニューアル情報を発表しました。コインランドリー向けに提供している業務用の超大型モデルで、今回のリニューアルでは、オゾン水による除菌すすぎ機能を搭載。

大量の洗濯を一度で済ませられるだけでなく、除菌すすぎ機能で清潔な状態を保てることを強みとしています。また、高速脱水と静音運転を実現し、設置場所を選ばず導入できるのも魅力のひとつ。プレスリリースとして発信することで、より効果的な認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。

参考:清潔意識の向上と洗濯物量の増加に対応する「コインランドリー用 超大型コイン式洗濯乾燥機」に除菌すすぎ機能を搭載

事例2.人生が変わる洗濯術を紹介したムック本を発売

株式会社KADOKAWAは、ムック本の新刊『洗濯を見直すだけで人生が変わる!新・お洗濯メソッド』を発売しました。洗濯研究家として洗剤ブランドを立ち上げる平島利恵氏が、効率的な洗濯術を紹介しています。

今回のムックには、洗剤「Rinenna #2」のトライアルキットを付録に採用。さらに、刊行記念セミナーとして、特典付きのトークイベントも開催を決定しました。洗濯が苦手な人はもちろん、よりよい洗濯術を求めている人にとっても、有益な情報源です。

参考:新バイブル『洗濯を見直すだけで人生が変わる!新・お洗濯メソッド』誕生!|株式会社KADOKAWAのプレスリリース

事例3.オリジナル家電ブランドから初の便利機能搭載洗濯機を開発

株式会社ヤマダホールディングスは、オリジナル洗濯機「RORO(ロロ)」のプレスリリースを発表しました。洗濯・柔軟剤自動投入機能を搭載した洗濯機で、自社のオリジナルブランドとしては初の商品展開です。

洗剤と柔軟剤は洗濯物の量に合わせて自動で計量・投入し、洗剤は800ml、柔軟剤は550mlまで補充可能。清潔感を保つ抗菌パルセーターや、電気代が節約できるインバーター機能を強みとしています。

開発者コメントでは、こだわったポイントや従来の洗濯機の課題などとともに、新商品の魅力を紹介したのがGOODです。

参考:あなたの暮らしに ちょっといい~ 洗剤自動投入機能付きオリジナル洗濯機「RORO(ロロ)」を発売

「大洗濯の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月第3土曜日の「大洗濯の日」は、年末ならではの大掃除や、布団などの洗濯を想起させるきっかけになる日です。家電の開発・製造を手掛ける企業の方や、洗濯やコインランドリーに関する企画を検討している方にとっては特に、「大洗濯の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「大洗濯の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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