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菜っ葉の日(7月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日菜っ葉の日(7月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月28日は「菜っ葉の日」。今回は「菜っ葉の日」の意味や由来を解説します。

また、「菜っ葉の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や小売業界の方、葉物野菜に関連する事業を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「菜っ葉の日」の意味・由来とは?

7月28日は「菜っ葉の日」です。「な(7)っ(2)ぱ(8)」(菜っ葉)と読む語呂合わせからこの日に制定。葉物の野菜を食べて夏バテを防ぐことを目的としていますが、誰によっていつ制定されたかは不明です。

菜っ葉とは、キャベツや白菜、ほうれん草、小松菜といった葉っぱの部分を食用とする野菜を指します。「葉菜類」や「葉物」とも呼ばれており、ビタミン類やミネラルが豊富に含まれているのが特徴です。

この日に関連した大きなイベントやキャンペーンは行われていません。また、似た記念日に8月31日「野菜の日」や毎月31日の「菜の日」があります。

「菜っ葉の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「菜っ葉の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「菜っ葉の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「菜っ葉の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「菜っ葉の日」を元に発信をする流れ

「菜っ葉の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「菜っ葉の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「菜っ葉の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「菜っ葉の日」を広報PRに活かした事例

「菜っ葉の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「菜っ葉の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、小松菜をはじめとする葉野菜にちなんだプレスリリースは、今後「菜っ葉の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.静岡産ケールを使った青汁のWeb先行販売を開始

健康食品、化粧品の通信販売を行うティーライフ株式会社は、静岡産ケールを配合した青汁のWeb先行販売をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、「コロナ禍によるセルフケア意識の向上や健康志向商品の需要が増えている」という開発背景を伝えるとともに、外部機関で行ったアンケート調査を用いて青汁市場について解説。商品へのこだわりとして、収穫期によって異なるケールの栄養効果などをグラフでわかりやすく説明しています。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、健康への効果について訴求し興味関心を高めた事例といえるでしょう。

参考:静岡県産の冬摘みケールを配合した「おいしい旬採れケール青汁」が新発売!

事例2.新たな野菜の食べ方を提案する新本を発売

株式会社 学研ホールディングスのグループの会社である株式会社Gakkenから、レシピ集『いつもと違う 野菜の食べ方』が2023年6月8日に発売。料理研究家で栄養士の小田真規子氏による本です。

本書では、普段は生で食べるサラダ菜は炒め物に、小松菜は生がおいしいなど、意外性のあるレシピを100品以上を提案しています。プレスリリースには、レシピ集に掲載されているページを紹介し、本の魅力を伝えています。

「菜っ葉の日」にちなんだ事例ではありませんが、野菜関連の記念日にあわせてプレスリリースを配信すると、より季節性のある広報PR活動となるでしょう。

参考:マンネリ化しがちな野菜の食べ方を一刀両断! 野菜の魅力を最大限に引き出す“目からウロコ”のレシピ集『いつもと違う 野菜の食べ方』発売

事例3.幻のキャベツ「麗峰(419)」を味わい尽くすプランが登場

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する「万座プリンスホテル」は、群馬県嬬恋村の地元農家と協力し、幻のキャベツ「麗峰(419)」の仕入れに成功したことを発表。「麗峰(419)」を味わい尽くす「秋の収穫祭」プランの販売開始をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、万座・秋の収穫祭プランの詳細を紹介。幻のキャベツ「麗峰(419)」が一面に広がるメイン画像が目を引きます。複数の画像を掲載し、視覚的に情報を伝えているのがGOOD。記念日を絡めた配信ではありませんが、旬の菜っ葉食材を使用した新メニュー広報PRの好事例ではないでしょうか。

参考:【万座プリンスホテル】幻のキャベツ「419」を味わい尽くす

「菜っ葉の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「菜っ葉の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「菜っ葉の日」には、葉物野菜に注目が集まります。ほうれん草や小松菜といった野菜そのものはもちろん、葉物野菜を使ったメニューや加工食品を扱っている場合もPRできるでしょう。また、葉物野菜に関連する調査リリースを出すのも一案です。

今一度「菜っ葉の日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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