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あかりの日(10月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日あかりの日(10月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

10月21日は「あかりの日」です。今回は、「あかりの日」の意味や由来について解説します。

また、「あかりの日」をきっかけとした広報PRの事例もご紹介。照明に関する製品を扱っている企業や、明かりが印象的な施設の運営を行っている企業などは、ぜひ参考にしてみてください。

「あかりの日」の意味・由来とは?

10月21日は「あかりの日」です。由来は、1879年の10月21日に発明王・エジソンが白熱電球を完成させたこと。日本電気協会により、1981年に制定されました。

「あかりの日」は日本独自の記念日で、よりよい照明のあり方について考えたいという思いが込められています。地球に優しい環境が求められている昨今では、暮らしやすさと省エネルギーの両立の実現が重視されています。

環境と調和したうえで豊かな生活を叶えるためにどんな行動が必要なのか。「あかりの日」委員会事務局はそうしたことを考える機会として、「あかりの日」を活用していきたいと考えています。

「あかりの日」には、「あかりの日」委員会が全国で街頭PRを実施。高効率照明の普及促進のための活動を積極的に行っています。

「あかりの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「あかりの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「あかりの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「あかりの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「あかりの日」を元に発信をする流れ

「あかりの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「あかりの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「あかりの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「あかりの日」を広報PRに活かした事例

「あかりの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「あかりの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「あかりの日」に開催するポスターコンテストの募集を開始

照明機器等の製造業および、関連する事業を営む法人・団体の一般社団法人日本照明工業会(JLMA)は、「第23回 全国小学生ポスターコンテスト」を開催することをプレスリリースで発表。開催日は、10月21日の「あかりの日」です。

プレスリリースでは、コンテストの概要を昨年の最優秀作品の画像とともに紹介。2023年は、「あかりに関するもの」を募集テーマとし、応募要項を丁寧にまとめています。

記念日に関するコンテストのプレスリリースを配信する際の参考になる事例です。

参考:10月21日は「あかりの日」第23回 全国小学生ポスターコンテスト 大募集!

事例2.東京タワーで中秋の名月を楽しめるイベント開催

株式会社TOKYO TOWERは、中秋の名月にあたる9月17日に「お月見外階段ウォーク」として、特別に夜間開放し秋の訪れを感じられるイベントを行うことをプレスリリースで配信。同時に年に1度だけ「中秋の名月」にちなんだライトアップ「インフィニティダイヤモンドヴェール 中秋の名月」の点灯や、フロア内が竹あかりで装飾される「東京タワー竹あかりまつり」を開催することも発表しました。

プレスリリースでは、「お月見外階段ウォーク」「インフィニティダイヤモンドヴェール 中秋の名月」「東京タワー竹あかりまつり」のそれぞれの情報を写真とともに紹介。東京タワーならではの夜景や特別ライトアップの写真を掲載することで、視覚的なアプローチにつなげていてGOODです。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、イベント開催時の参考になるプレスリリースの構成です。

参考:9/17(火)は”中秋の名月” 「外階段ウォーク」&「特別ライトアップ」&「東京タワー竹あかりまつり」同時開催

事例3.ホテルの屋上でお月見体験ができる限定プランを販売

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する「東京プリンスホテル」は、お月見体験ができる新ステイプランを10月21日・22日限定で提供することをプレスリリースで発表。を販売すキャンドルホルダーに絵やメッセージを描くキャンドルアートと、東京タワーのライトアップとともにルーフトップでお月見が楽しめるプランです。

プレスリリースでは、限定プランの体験が伝わるように、「キャンドルアート」「ルーフトップ」「東京タワー」それぞれのイメージ画像をピックアップ。どんな体験ができるかをテキストで綴り、魅力を紹介しています。また、「あかりの日」についても言及し、今回のイベントの目的を伝えているのもGOOD。記念日を活用した参考事例です。

参考:東京タワーの煌めくライトアップとともにキャンドルアートと月あかりで過ごす、幻想的な秋のお月見絶景体験【東京プリンスホテル】

「あかりの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「あかりの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「あかりの日」は、照明機器に限らず商業施設の広報PRのきっかけとしても活かせます。しかし、ただ点灯するだけ、商品を発売するだけではPRフックとして弱いので、一般生活者を巻き込む形での活用を検討してみてください。

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