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ご当地スーパーの日(5月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ご当地スーパーの日(5月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月11日は「ご当地スーパーの日」。今回は「ご当地スーパーの日」の意味や由来を解説します。

また、「ご当地スーパーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に小売り業界の方や、地域ならではの広報PRを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

「ご当地スーパーの日」の意味・由来とは?

5月11日は「ご当地スーパーの日」です。ご当地食品のメーカーを支援し、日本の食文化を後世に伝えるために活動する一般社団法人全国ご当地スーパー協会によって制定されました。

日付は、「ご(5)とう(10)ち(1)」の語呂合わせを組み合わせたのが由来。ローカルスーパーの魅力を発信し、より多くの人々にご当地スーパーのよさを再認識してもらうことが、記念日制定の目的です。

同協会は毎年「ご当地スーパーの日」に合わせて、ご当地スーパーのグランプリを決めるイベントを実施しています。地方ならではのスーパーを紹介したり、店舗で取り扱っているご当地グルメのプレスリリースを公開したり、多様な広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ご当地スーパーの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ご当地スーパーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ご当地スーパーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ご当地スーパーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ご当地スーパーの日」を元に発信をする流れ

「ご当地スーパーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ご当地スーパーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ご当地スーパーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ご当地スーパーの日」を広報PRに活かした事例

「ご当地スーパーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ご当地スーパーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ご当地スーパーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ローカルチェーンをまとめたムック本を発売

株式会社インプレスホールディングスは、航空・鉄道分野などのメディア事業を手掛けるイカロス出版株式会社の新発売情報をプレスリリース配信しました。今回発売するのは、全国各地のローカルチェーンを収録した『すごいローカルチェーン100』です。

プレスリリースでは代表的なチェーン店をピックアップしたうえで、複数のページ写真を掲載しています。ユニークな収録内容だけでなく、ムック本のレイアウトがイメージできるビジュアルがGOOD。「ご当地スーパーの日」の事例ではありませんが、関連性の深い広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。

参考:思わず誰かに教えたくなる! 地域で愛される飲食店、スーパー、コンビニを巡る『すごいローカルチェーン100』を発売

事例2.地元の野菜や鮮魚を取り扱う店舗オープンを発表

グランマルシェ株式会社は、愛知県安城市の「ららぽーと安城」にオープンする「安城市場」についてプレスリリースを配信しました。八百屋・鮮魚店・酒屋を展開し、季節の野菜や鮮魚などを販売する取り組みです。

「ご当地スーパーの日」に関する事例ではありませんが、地元ならではの取り扱い商品について訴求し、写真とともに魅力を伝えたのがGOOD。各店や商品ラインナップの紹介はもちろん、興味・関心を高めるビジュアル面も参考になるのではないでしょうか。

参考:愛知県安城市の「ららぽーと安城」1階に、地元特産品や新鮮な食材を扱う「安城市場」がオープン。

事例3.スーパー探しに関する調査を実施し、プレスリリースでレポート

Googleビジネスプロフィール・HP・各SNSの一括管理サービスを提供する株式会社カンリーは、「消費者アンケートから読み解く、スーパーが今注力すべき新規顧客の獲得施策とは?」と題した調査レポートを発表しました。20~60代の男女1,000人を対象に「スーパー探し」についてアンケートを実施、調査データや集客施策などについてまとめています。

調査レポートの概要をふまえたうえで「このレポートで分かること」と、3つのポイントをピックアップしたのが特徴。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、「スーパーマーケット業界必見」と対象者を明らかにしたタイトルもGOODな好事例です。

参考:【スーパーマーケット業界必見】今、スーパーが取り組むべき集客施策とは? 消費者調査レポートを無料公開

「ご当地スーパーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月11日の「ご当地スーパーの日」は、日本全国のローカルスーパーやご当地グルメに注目が集まりやすい日です。ご当地スーパーの運営に携わっている方や、特定エリアでの販促活動を手掛ける企業の方にとっては特に、「ご当地スーパーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ご当地スーパーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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