
イクラの日
6月8日は「ロハスの日」。今回は「ロハスの日」の意味や由来を解説します。
また、「ロハスの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に地球環境や健康に関する取り組みを行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
6月8日は「ロハスの日」です。全国でホテルチェーンを展開する株式会社スーパーホテルが制定。日付は6と8で「ロ(6)ハ(8)ス」と読む語呂合わせから定められました。
地球環境と人の健康を意識した行動様式を意味する「Lohas」に関する同社の取り組みや考え方を周知することを目的としています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ロハスの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ロハスの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ロハスの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ロハスの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ロハスの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ロハスの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ロハスの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ロハスの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。いずれも記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、今後「ロハスの日」を活かした広報PR活動を実施するうえで役立てることができるはずです。
ネットリサーチ会社のマイボイスコム株式会社は、「サステナビリティ(持続可能性)」に関するインターネット調査を実施しました。2024年3月1日から5日にかけて、MyVoiceのアンケートモニター9,414人を対象に行った調査結果をレポートにまとめています。
プレスリリースでは「サステナビリティの認知」「関連する事柄の認知」などトピックを押さえて、ダイバーシティ、ロハス、カーボンニュートラルといったキーワードとともに認知度などを紹介。「ロハスの日」の事例ではありませんが、関連テーマと自社調査をうまく組み合わせた広報PR施策といえます。
参考:【サステナビリティに関する調査】SDGsの中で重要だと思うものは「すべての人に健康と福祉を」が約46%、「安全な水とトイレを世界中に」が4割強
株式会社テレビ新広島は、2025年6月7日と8日に開催される「ロハスピクニック広島」に関するクラウドファンディングサイトの開始をプレスリリースで発表しました。本イベントは、持続可能な未来の実現をテーマに掲げた取り組みで、同社が運営するクラウドファンディングサイト「TARUBO」にて支援を募っています。
プレスリリースでは、会場の雰囲気が伝わる写真や、クラウドファンディングのリターン・特典がひと目でわかるビジュアルが多数掲載されており、内容理解を後押ししています。「ロハスの日」に合わせた発信ではないものの、支援プロジェクトとイベントの両方の認知拡大つつなげる広報PR施策として参考になる事例です。
参考:【ひろしまゲートパークから持続可能な未来へ!】 6/7(土)・8(日)開催「ロハスピクニック広島」を応援するクラウドファンディングがスタート
地域情報紙『City Life』を発行する株式会社シティライフNEWは、大阪・関西万博のEXPOアリーナにて開催予定の「ロハスフェスタ EXPO2025」に関する出店者募集の情報をプレスリリースで発表。本イベントは、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、クラフト作品やフェアトレード商品などの出展を予定しています。
プレスリリースでは、出展募集の詳細に加え、出展対象となる作品やアイデア例を箇条書きで紹介。視認性の高い構成となっており、関心のある出展者・企業に向けて効果的に情報を伝えています。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、広域な対象者に向けて出展者を募る広報PR施策として、汎用性の高い参考事例です。
参考:大阪・関西万博にて6/2.3.4「ロハスフェスタ EXPO2025」開催!
「ロハスの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
近年ではSDGsへの取り組みを進める企業が増えています。地球環境や健康に関連する活動を行っている企業は、6月8日の「ロハスの日」に合わせたプレスリリースを配信してみてはいかがでしょうか。
記念日をうまく活用することで、より多くの人に自社の理念や取り組みを周知することができるはずです。
【関連記事】