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恋文の日(5月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日恋文の日(5月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月23日は「恋文の日(ラブレターの日)」。今回は「恋文の日」の意味や由来を解説します。

また、「恋文の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活用している企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に家族や恋人向けの商品・サービスを取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「恋文の日」の意味・由来とは?

5月23日は「恋文の日」です。浅田次郎原作の実写映画『ラブ・レター』が1998(平成10)年5月23日に上映を開始したことから、同作品の配給会社である松竹株式会社が制定しました。

日付は、「こ(5)いぶ(2)み(3)」と読む語呂合わせが由来。映画のタイトルにならって、「ラブレターの日」とも呼ばれています。

恋人や好きな人に送る手紙というイメージが強い「恋文(ラブレター)」ですが、記念日にちなんだイベント・キャンペーンでは、両親やきょうだい、友人との交流を促す企画も有用です。

「恋文の日」をきっかけに日頃の感謝を伝えたり、夫婦をテーマにした商材を取り上げたりといった広報PRに活かせるでしょう。

「恋文の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「恋文の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「恋文の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「恋文の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「恋文の日」を元に発信をする流れ

「恋文の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「恋文の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「恋文の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「恋文の日」を広報PRに活かした事例

「恋文の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「恋文の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「サイクリングの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.メッセージカードの査定額が上乗せされる「想い出査定」

株式会社東洋は、同社が運営するリサイクルショップ「エブリデイゴールドラッシュ」にて、2022年6月の「父の日」に合わせた査定キャンペーンを開催しました。同年5月23日の「恋文の日」にちなんで実施したプロジェクト、「想い出査定」の第2弾となる取り組みです。

査定したい商品とともに、想い出を連ねたメッセージカードの査定額を上乗せできるのが、本プロジェクトの特徴。5月23日のキャンペーンでは、子どもや恋人、家族へ向けたエピソードが多数集まりました。「恋文の日」をはじめ、想い出にまつわる記念日とリサイクルサービスをうまく組み合わせた、ユニークな広報事例です。

参考:日頃、家族を支えるお父様へなかなか言えない感謝の想い伝えるお手伝い致します!! 6月の想い出査定 「父の日」想い出査定キャンペーン実施

事例2.季節や地域、記念日をコンセプトにした婚姻届を無料公開

株式会社プラコレは、ブライズブランド「PLACOLE & DRESSY」にて、オリジナルの婚姻届デザインを追加・公開しました。好みの婚姻届を無料でダウンロードできるサービスで、季節に合わせたデザインやご当地限定デザイン、5月23日の「恋文の日」をテーマにした婚姻届などを展開しています。

今回のプレスリリースでは、紫陽花を描いた水彩イラストや、相合傘に入る2人をデザインした季節限定デザインなどを公開しました。婚姻届にこだわる新郎新婦をターゲットにした、魅力的かつ有用な取り組みといえるでしょう。

参考:【無料DL】PLACOLE&DRESSYオリジナル 『プラコレ婚姻届』に新デザインが登場!ジューンブライドにぴったりな季節に合わせた婚姻届など、3デザイン追加公開しました。

事例3.「恋人」を詠んだ歌人と現代アーティストのコラボ企画

株式会社エフエム仙台は、「時空を超えたコラボ・ソング」として、新たな取り組みをスタートしました。東日本大震災からの復興を後押しするプログラム「Hope for MIYAGI」の一環として、気仙沼にルーツを持つ歌人と、シンガーソングライターがコラボした企画です。

今回起用したのは、明治時代に気仙沼で生まれた歌人・国文学者の落合直文。「恋人」という言葉を、短歌にはじめて使ったといわれる歌人です。プレスリリースでは「恋人」を詠んだ短歌歌碑の写真とともに、プロジェクトの概要や歴史的出来事について解説しています。

地域と関連性の深い人物による世代を超えたコラボレーションは、復興はもちろん、気仙沼の魅力・歴史を知ってもらう効果も期待できるでしょう。

参考:120年前「恋人」を詠んだ短歌が現代に蘇る? 明治の歌人・国文学者 落合直文 × シンガー・ソングライター 熊谷育美 時空を超えたコラボ・ソング発表!

事例4.人気のボードゲーム「ラブレター」がクラウドファンディングに登場

株式会社アークライトは、カナイセイジ氏が作り上げたカードゲーム「ラブレター」に関するプレスリリースを配信しました。第2版となるリニューアル商品の発売と、10周年を祝う記念版をクラウドファンディングで展開。

ボードゲームの中でも成功した作品のひとつといわれており、プレスリリースでは2012年発売以降のパッケージ写真を紹介しているのがGOODです。すでにプレイ経験がある人だけでなく、ボードゲームに興味がある人へアプローチし、販売促進につなげた広報PR事例といえます。

参考:『ラブレター』 第2版発売 & 10周年記念版クラウドファンディング開始!

「恋文の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月23日の「恋文の日」は、恋人へのラブレターや、家族・友人へのメッセージを想起させるきっかけになる日です。家族愛や友情といったテーマの作品を扱う方や、手紙に関する商材の企画・販売を検討している方にとっては特に、「恋文の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「恋文の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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