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サバの日(3月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日サバの日(3月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月8日は「サバの日」。今回は「サバの日」の意味や由来を解説します。

また、「サバの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食・食品業界の方や、漁業に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「サバの日」の意味・由来とは?

3月8日は「サバの日」です。サバの加工食品の製造・販売など、サバに関する事業を手がける株式会社鯖やによって制定されました。

日付は、「サ(3)バ(8)」の語呂合わせから。多くの人にサバについて興味、関心をもってもらうことを目的としています。

「サバの日」には、株式会社鯖やや全日本さば連合会などによって、サバに親しむトークショーや関連商品の販売会などのイベントが行われています。

「サバの日」は、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。

「サバの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「サバの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「サバの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「サバの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「サバの日」を元に発信をする流れ

「サバの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「サバの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「サバの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「サバの日」を広報PRに活かした事例

「サバの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「サバの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「サバの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「サバの日」に「サバの日大感謝祭」を開催

サバの養殖事業を手がけるフィッシュ・バイオテック株式会社は、3月8日の「サバの日」とさば料理専門店SABARの10周年を記念して、「サバの日大感謝祭」を開催。ほぼすべてのメニューを380円均一で提供するほか、3月8日が誕生日の方と同伴者のディナーを半額で提供することなどをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、キャンペーンの概要をサバを背景に使用した画像とともに紹介。「サバ」や「3」と「8」を強調した、サバづくしのビジュアルやキャンペーン内容がGOODです。サバに関わる事業を展開する企業ならではの、「サバの日」をうまく活用した広報PRとして参考になります。

参考:3月8日はサバの日!! さば料理専門店SABARは10周年「サバの日大感謝祭」開催!!

事例2.記念日より「さば先生」プレゼントキャンペーンを実施

食品の企画販売などを手がける富永貿易株式会社は、さば混ぜご飯の素『さば先生』が2024年3月8日に発売1周年を迎えることを記念し、「さばの日」より「さば先生 ありがとう1周年キャンペーン」を実施。SNSからの応募で計38名にさば先生2種が当たるキャンペーンについて、プレスリリースを配信しました。

プレスリリースでは、キャンペーン概要をまとめたメインビジュアルとともに応募方法などを太字や記号を使って見やすく記載。また『さば先生』の商品特徴についても、「子どもが好む味付け」「長期保存が可能」などフックとなる見出しとともに紹介し、情報をわかりやすくまとめた点がGOODです。「さばの日」にキャンペーンを行い、商品の認知拡大を図ったプレスリリースの好事例です。

※このプレスリリース事例では、「サバの日」を「さばの日」と表記しています

参考:【3⽉8⽇(さばの⽇)】ごはん作りの救世主!さば混ぜご飯の素『さば先⽣』SNSプレゼントキャンペーン

事例3.サバに特化したイベント「大阪サバ博」を開催

株式会社阪急阪神百貨店は、運営する「阪神梅田本店」の1階の食祭テラスにて、サバに特化したイベント「大阪サバ博2024@食祭テラス」を開催することをプレスリリースで配信しました。

「サバにまみれる6日間」といったユニークで印象に残るタイトルがGOODです。プレスリリースの本文では、イベントの詳細とともに実演グルメの特集を展開。家でも楽しめるようにサバ缶が50種類以上そろうことを記し、テイクアウト商品が充実していることも訴求しています。記念日に関した事例ではありませんが、サバに特化したイベントや企画を行う際に参考になるプレスリリースです。

参考:【阪神梅田本店】サバにまみれる6日間!「大阪サバ博2024@食祭テラス」

「サバの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「サバの日」は、サバに注目が集まるきっかけとなる日です。

水産業に携わる企業の方や、飲食業を手がける企業の方にとっては特に、「サバの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「サバの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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