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農林水産省創立記念日(4月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日農林水産省創立記念日(4月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月7日は「農林水産省創立記念日」。今回は「農林水産省創立記念日」について解説します。

また、「農林水産省創立記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例をご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品関係や農業関係の業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「農林水産省創立記念日」の意味・由来とは?

4月7日は「農林水産省記念日」。1881年(明治14年)に農林水産省の前進となる「農商務省」が設置されたことから、この日が記念日となりました。

農商務省の設置後は農林省・商工省に分割され、その後、食糧庁や林野庁を設置。複数回の廃止・設置を経て、2001年に現在の農林水産省設置法に基づく農林水産省が設置されました。

農林水産省は、食の安全を確保や農業経営の安定化を図ることなどの業務を担っています。農業・漁業に関する幅広い取り組みを行っているため、食をメインにさまざまな広報PRを打ち出せるでしょう。

「農林水産省創立記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「農林水産省創立記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「農林水産省創立記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「農林水産省創立記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「農林水産省創立記念日」を元に発信をする流れ

「農林水産省創立記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「農林水産省創立記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「農林水産省創立記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「農林水産省創立記念日」を広報PRに活かしたい参考事例

「農林水産省創立記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「農林水産省創立記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になるような事例と、GOODポイントをピックアップ。事例では、農林水産省の公表をもとに、食品ロスに削減に向けたプロジェクトの広報PRについて紹介しています。

事例1.農畜水産業のあり方を考える意見交換会の実施を発表

パルシステム生活協同組合連合会は、6つのグループが協働で開催する「農業を守るために、消費者、生産者の声を反映させましょう!」のプレスリリースを配信しました。政府が策定を進める「食料・農業・農村基本計画」に対し、農林水産省や国会議員、参加者が農畜水産業のあり方を考える意見交換会です。

プレスリリースでは、開催日時や会場のほか、内容の一部をプログラムとしてまとめています。記念日に関する事例ではありませんが、開催の約1週間前に情報を発信することで、メディア関係者を中心に認知拡大効果を高めた有用な広報PR施策といえるでしょう。

参考:「食料・農業・農村基本計画」へ生協6グループが提言 政府と意見交換も 3月27日(木)

事例2.高専生を対象としたコンテスト本選の様子をレポート

一般社団法人・情報通信ネットワーク産業協会は、WiCON事務局が運営するワイヤレス技術のコンテスト「高専ワイヤレステックコンテスト」についてプレスリリースを配信しました。高等専門学校の学生を対象としたコンテストで、東京大学にて行われた本選大会のレポートをまとめています。

「農林水産省創立記念日」に関する事例ではありませんが、大会の様子をプレスリリースで紹介することで、メディア関係者はもちろん幅広い世代の生活者にアプローチしたのがGOOD。学校や団体の名称が多いプレスリリース内容ですが、写真を掲載することで煩雑にならず読みやすくなっています。

参考:WiCON2024最終審査 総務大臣賞は「農業機械の運転支援システム」を提案した久留米高専に!!

事例3.農林水産省の有識者によるセミナー開催情報を公開

株式会社日本計画研究所は、農林水産省の有識者が登壇する「スマート農業革命~政策と技術の最前線」のプレスリリースを配信。AIやIoTなどの先端技術を活用するスマート農業について、農林水産省が推進する取り組みや展望などを解説するプログラムです。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、開催に先駆けて情報を公開することで認知拡大を図っています。開催日時・登壇者・セミナー名などがひと目でわかる画像と、受講方法・受講料などをわかりやすくまとめたプレスリリース構成も参考になるのではないでしょうか。

参考:【JPIセミナー】農林水産省「スマート農業革命~政策と技術の最前線」4月7日(月)開催

「農林水産省創立記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「農林水産省創立記念日」の意味や由来、広報PRの参考になる事例を紹介しました。

農林水産省では、今回の事例で紹介したような食品ロス削減にかんする取り組みだけではなく、花のデザインコンテストや品評会といったイベントを4月に開催しています。4月7日は草花の開花が始まるよい気候の時期でもあるため、草花に関連したイベントを企画するのもひとつの方法です。

食品関連の企業であれば、食品ロスに関する調査リリースを出したり、「農林水産省創立記念日」にちなんだキャンペーンを実施したりするのも一案です。食・農業・自然といったそれぞれの分野に着目することで、よりユニークな企画を考えられるでしょう。

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