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マッコリの日(10月の最終木曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日マッコリの日(10月の最終木曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月の最終木曜日は「マッコリの日」。今回は「マッコリの日」の意味や由来を解説します。

また、「マッコリの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にアルコールの製造・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「マッコリの日」の意味・由来とは?

毎年10月の最終木曜日は「マッコリの日」です。2014年、日本で韓国食文化や農水産物の復興活動を行う、韓国農水産食品流通公社によって制定されました。

日付は、10月末ごろ、その年の新米で作ったマッコリが解禁される時期であることが由来。2025年は10月30日、2026年は10月29日が記念日にあたります。

韓国で伝統的なお酒として知られるマッコリを日本で普及し、魅力やおいしさをより多くの人に発信することが、記念日制定の目的です。毎年10月末ごろには、韓国料理を取り扱う飲食店を中心に「マッコリの日」にちなんだ広報PR活動が行われています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「マッコリの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「マッコリの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「マッコリの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「マッコリの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「マッコリの日」を元に発信をする流れ

「マッコリの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「マッコリの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「マッコリの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「マッコリの日」を広報PRに活かした事例

「マッコリの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「マッコリの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「マッコリの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.生マッコリプリンのテスト販売スタート

飲食事業を展開する株式会社FTG Companyは、運営する「大阪焼肉・ホルモンふたご」で、新商品『生 マッコリプリン「マ?」』をテスト販売すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースのタイトルに「社内で『マジ?』と言われながらも」というユニークなフレーズを入れ、目に留まる工夫がされています。開発のエピソードもおもしろく、メディアフックとなる要素がつまった構成です。

「マッコリの日」にちなんだ広報PRではありませんが、マッコリを使用した新商品のプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:アルコール入りマッコリのプリン!?社内で「マジ?」と言われながらも美味しすぎて販売決定!生マッコリプリン「マ?」登場!目指せ全国展開!まずは都内5店舗でテスト販売開始

事例2.韓国の食べ物やお酒のミニチュアをガチャポンで発売

玩具メーカーの株式会社バンダイ ベンダー事業部は、食べ物やお酒をミニチュア化したシリーズが登場したことをプレスリリースで発表しました。株式会社農心ジャパンが製造・販売する乾麺「辛ラーメン」や、眞露株式会が製造・販売するお酒「JINROマッコリ」などを『農心×JINRO おうちポチャミニチュアコレクション』とし、ガシャポン自販機シリーズにて販売します。

プレスリリースでは、ミニチュアコレクションのサイズ感がわかる印象的な写真を掲載し、アイキャッチとしているのがGOODです。個々の商品やガチャポン自販機の写真も用意し、メディアで掲載しやすい素材が揃っています。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、マッコリを用いたグッズ販売として、参考になる広報PR事例です。

参考:韓国好きにはおなじみの農心とJINROがミニチュアになってガシャポン®に登場!おうちで韓国居酒屋気分が楽しめる♪『農心×JINRO おうちポチャミニチュアコレクション』

事例3.マッコリの新ブランド「JINRO ユメマッコ」を発売

韓国酒を販売する眞露株式会社は、マッコリの新ブランド「JINRO ユメマッコ」を発売することをプレスリリースで発表しました。発売に先駆けて一部店舗などで先行販売します。

プレスリリースの冒頭には新商品のブランドイメージを表すイラスト画像を掲載し、対象者に明確に伝わるようにしています。開発背景や商品の特徴を簡潔に記載している点もGOODです。

記念日に関連したプレスリリースではありませんが、マッコリの新商品を広報PRする事例として参考になります。

参考:​マッコリジャンルNo.1メーカーのJINROから新ブランド『JINRO ユメマッコ』が登場

「マッコリの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月の最終木曜日「マッコリの日」は、韓国料理・文化のなかでもマッコリに注目が集まりやすい日です。アルコール飲料の製造に携わっている方や、飲食店などでマッコリを取り扱っている方にとっては特に、「マッコリの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「マッコリの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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