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巻寿司の日(11月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日巻寿司の日(11月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

年4回の節分は「巻寿司の日」。今回は「巻寿司の日」の意味や由来を解説します。

また、「巻寿司の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、季節の節目にちなんだ企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「巻寿司の日」の意味・由来とは?

年4回の節分の日は「巻寿司の日」です。2011年、鶏卵加工製品の販売や農産物の生産業を担う、株式会社あじかんによって制定されました。

日付は、季節の変わり目を意味する立春・立夏・立秋・立冬の前日となる「節分」と同日。2025年は、2025年2月2日、2025年5月4日、2025年8月6日、2025年11月6日です。

現代では春の節分に恵方巻を食べる行事が一般的ですが、年4回いずれも、恵方に向かって巻寿司を食べると願いが叶うといわれています。

季節の変わり目ならではの記念日でもあるため、恵方巻の販売促進に役立てたり、巻寿司に関連する商品を紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「巻寿司の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「巻寿司の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「巻寿司の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「巻寿司の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「巻寿司の日」を元に発信をする流れ

「巻寿司の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「巻寿司の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「巻寿司の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「巻寿司の日」を広報PRに活かした事例

「巻寿司の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「巻寿司の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「巻寿司の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ファミマから受験生応援の「ヒレ勝巻」が発売

コンビニを運営する株式会社ファミリーマートは、受験生を応援するメニュー「手巻寿司 ヒレ勝巻」を、北海道を除く全国のファミリーマートにて発売するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースのタイトルに「受験生を応援!」というフレーズを入れ、その季節性がフックとなっています。商品の紹介とともに商品担当者からのメッセージも掲載し、商品へ込められた思いが伝わってくるのもGOODです。

記念日に関連したプレスリリースではありませんが、巻寿司の新商品のプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:受験生を応援!ファミマの勝負飯 ヒレカツを巻いた「手巻寿司 ヒレ勝巻」発売!~運気を揚げて、勝負にカツ!~

事例2.希少な海苔を使った巻寿司を6日間限定で販売

寿司レストランチェーンを展開する元気寿司株式会社は、2021年11月1日から「秋の丸かぶり寿司」を発売しました。希少価値の高い「初摘み海苔」を使用し、11月6日までの6日間限定で販売する期間限定企画です。

定番の太巻きのほか、うなぎやカニカマを玉子で巻いた商品や、厳選食材を使用した海鮮巻きなどをラインナップ。ネット予約限定の割引キャンペーンを同時開催することで、よりコカ的な認知拡大・販売促進につなげているのがGOODな広報PR事例です。

参考:11月6日は秋の節分!初摘み海苔で巻いた寿司屋の太巻を丸かぶり 毎年大好評!「秋の丸かぶり寿司」を11月1日(月)より期間限定で販売開始

事例3.一日で12万本以上売れた人気の恵方巻の受付開始

鮮魚チェーンストア「角上魚類」を運営する角上魚類ホールディングス株式会社は、「恵方巻」の予約受付を開始するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースのタイトルに目を引く、「一日で12万本以上売れた」という訴求力の高い文言を入れているのがGOOD。メイン画像に設置した商品画像もシズル感があり、恵方巻の魅力が伝わってきます。記念日に合わせた広報PRではありませんが、恵方巻に関するプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:【角上魚類】2024 恵方巻◆一日で12万本以上売れた恵方巻が今年も登場◆1月10日より予約受付を開始

「巻寿司の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

節分と同日にあたる「巻寿司の日」は、巻寿司や恵方巻に注目が集まりやすい日です。寿司の開発・製造に携わっている方や、巻寿司の販売を手掛ける企業の方にとっては特に、「巻寿司の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「巻寿司の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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