PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
招き猫の日(9月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日招き猫の日(9月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月29日は「招き猫の日」。今回は「招き猫の日」の意味と、日付の由来を解説します。

また、「招き猫の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に招き猫にちなんだ商品を開発・販売している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「招き猫の日」の意味・由来とは?

9月29日は「招き猫の日」です。1995年、招き猫の愛好家が集う「日本招猫倶楽部」によって制定されました。

日付は、「来る福」が「く(9)る ふ(2)く(9)」と読める語呂合わせから。招き猫の魅力をアピールして、より多くの人に魅力を知ってもらうことが目的です。また同組織は、毎年9月29日の「招き猫の日」に、招き猫に感謝を示す日としてさまざまなイベント・キャンペーンを実施しています。

招き猫は日本特有の縁起物でもあるため、文化のひとつとして紹介したり、金運を上げるアイテムとしてアピールしたり、複数の観点から広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「招き猫の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「招き猫の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「招き猫の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「招き猫の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「招き猫の日」を元に発信をする流れ

「招き猫の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「招き猫の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「招き猫の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「招き猫の日」を広報PRに活かした事例

「招き猫の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「招き猫の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「招き猫の日」までの申込で特典がもらえる記念キャンペーン

検定ソリューション事業を手掛ける日販セグモ株式会社は、2017年から毎年開催している「ねこ検定」に関するプレスリリースを配信しました。本検定の受験者数が累計22,222人を突破したことを記念し「22222記念キャンペーン」を実施します。

プレスリリースでは、記念特典として「22222記念クリアファイルセット」を用意し、9月29日の「招き猫の日」までに申し込むと、全員に贈呈されるというユニークなキャンペーン内容を紹介しています。検定の内容がわかるように例題を掲載しているのもGOOD。

累計受験者数の突破や「招き猫の日」をきっかけに、より多くの人へ検定の認知を広めた広報PR事例です。

参考:ねこ検定の受験者数が累計22,222人を突破!記念特典キャンペーンを実施します!

事例2.オープン1周年を記念した『tupera tuperaの寄り添い招き猫 展』を開催

陶磁器メーカーの株式会社中外陶園は、2023年9月にオープンした瀬戸のやきもの体験型複合施設「STUDIO 894(スタジオ ヤクシ)」のオープン1周年を記念した『tupera tuperaの寄り添い招き猫 展』を開催。2021年から続く人気クリエイティブユニット tupera tupera(ツペラ ツペラ)と同社の協業の軌跡がわかる展示会です。

「招き猫の日」にちなんだ広報PRではありませんが、多数の画像を用いて作品の一部やスタジオの様子を紹介したプレスリリースの構成が参考になります。アーティストのコメントも掲載し、同シリーズのファンはもちろん、同施設を利用したことがない潜在層への興味・関心にもつなげた広報PR事例です。

参考:「tupera tuperaの寄り添い招き猫 展」2024年9月4日(水)から 10月27日(日)までSTUDIO 894 ギャラリーで開催

事例3.29(ふく)回目のイベント開催をプレスリリースで発表

株式会社伊勢福に事務局を置く「来る福招き猫まつり実行委員会」は、2023年9月16日から9月29日にかけて開催する「第29回 来る福招き猫まつり」のプレスリリースを配信しました。「招き猫の日」の広報PRではないものの、リード文で「今年は29(ふく)回目の開催」と強調しているのがGOODポイントです。

開催期間から約1ヵ月前のプレスリリース配信ですが、過去の写真を活用しながら展示物やイベント情報を紹介しています。文量が少ない記事内容に対し、視覚にアプローチして興味を引くビジュアルが特徴的な広報PR事例です。

参考:伊勢神宮内宮前おかげ横丁に招き猫が一万点!福がいっぱい「第29回 来る福招き猫まつり」開催!2023年9月16日(土)~ 9月29日(金)

「招き猫の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月29日の「招き猫の日」は、縁起物として人気の招き猫に注目が集まりやすい日です。招き猫の関連グッズを製造・販売している企業の方にとっては特に、「招き猫の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「招き猫の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ