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11月3日は「まんがの日」。今回は「まんがの日」の意味や由来を解説します。
また、「まんがの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に出版・コンテンツ業界の方や、漫画を使った企画を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「まんがの日」の意味・由来とは?
11月3日は「まんがの日」です。日本漫画家協会と出版社5社によって、2002年に制定されました。
日付は、11月3日が「文化の日」であることから、「漫画を文化として発展させていきたい」という思いを込めて設定されています。また、11月3日は日本を代表する漫画家・手塚治虫の誕生日でもあります。
毎年「まんがの日」にちなみ、各地で漫画のコンテストなどが開催されています。
「まんがの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「まんがの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「まんがの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「まんがの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「まんがの日」を元に発信をする流れ
「まんがの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「まんがの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「まんがの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「まんがの日」を広報PRに活かした事例
「まんがの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「まんがの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「まんがの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.マンガとマッチングアプリのように出会える新サービスを発表
AI技術を駆使したサービス開発やXRを活用したプロジェクトを展開する株式会社ワントゥーテンは、株式会社集英社と新サービス「CHARA&ME(キャラミー)」を共同企画したことを発表。マッチングアプリのような形式でのキャラクターとの出会いを通して、新旧さまざまなマンガを探せるサービスです。
プレスリリースでは実際の操作画面の画像を複数掲載し、サービスの内容が想像しやすいように構成されている点がGOOD。機能の説明とその楽しみ方も簡潔に紹介されており、どんな体験ができるのか具体的に知ることができます。「まんがの日」に絡めたプレスリリースではないものの、マンガに関する新たなサービスを広報PRする際に参考になる事例です。
参考:ワントゥーテン、集英社が提供する“キャラクターをきっかけに新旧さまざまなマンガと出会えるサービス”を共同企画 10月1日(火)から配信開始
事例2.まんがを交えて担任スキルを解説する書籍を発売
DX推進事業と教育研修事業を展開する株式会社FCEは、新書籍『まんがで身につく担任スキル 担任学入門』の販売を開始したことをプレスリリースで配信しました。学校教育だけでなく、ビジネスでも使えるノウハウをまんがを交えて解説した一冊です。
プレスリリースでは書籍概要をはじめ、本書製作の背景や推薦コメントを掲載し、見どころを紹介しています。また、興味を持った人がすぐに購入できるよう通販サイトへのリンクを掲載している点もGOODポイント。記念日にちなんだ事例ではないものの、著者のプロフィールや概要なども記載されており、必要な情報が過不足なくまとめられた構成が参考になるプレスリリースです。
参考:『まんがで身につく担任スキル 担任学入門』本日10月22日よりAmazonにて発売開始
事例3.マンガ『火の鳥』初の大型展示会を開催
都市開発事業や不動産賃貸・管理事業などを展開する森ビル株式会社は、マンガ家・手塚治虫の『火の鳥』初の大型展覧会を実施することをプレスリリースで配信。『「火の鳥」展-火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡(どうてきへいこう)=宇宙生命(コスモゾーン)の象徴-』は来春、六本木ヒルズの東京シティビューで開催されます。
プレスリリースでは、作者手塚治虫氏や企画・監修者の福岡伸一氏らのプロフィールを、写真とともに紹介している点がGOODです。最後に、記号を用いて開催概要をわかりやすくまとめているのもポイント。「まんがの日」にちなんだ事例ではありませんが、イベントの開催を告知する際のプレスリリースとして参考になります。
※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記です
参考:マンガ家・手塚治虫のライフワークともいえるマンガ『火の鳥』初の大型展覧会が開催決定!|手塚治虫「火の鳥」展-火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴-
「まんがの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「まんがの日」は、漫画に注目が集まるきっかけとなる日です。
漫画を商材とする企業の方や、漫画を使った企画を展開予定の企業の方にとっては特に、「まんがの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと漫画の日をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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