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マナーの日(10月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日マナーの日(10月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月30日は「マナーの日」。今回は「マナーの日」の意味や由来を解説します。

また、「マナーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に、マナーやビジネスにまつわる書籍などを取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「マナーの日」の意味・由来とは?

10月30日は「マナーの日」です。マナーに関する教育やセミナー、資格講座などを展開するNPO法人・日本サービスマナー協会によって制定されました。

日付は、2008年10月30日に同協会が設立されたことにちなんでいます。マナーを見直し、生活のあらゆる場面に役立てることが、記念日制定のおもな目的です。

マナーは、食事からビジネスまで、さまざまなシーンで重要視されています。企業で取り入れている研修制度について発信したり、マナーにまつわる書籍・セミナー情報を公開したり、商材ジャンルを問わず多様な広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「マナーの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「マナーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「マナーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「マナーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「マナーの日」を元に発信をする流れ

「マナーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「マナーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「マナーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「マナーの日」を広報PRに活かした事例

「マナーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「マナーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「マナーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.自転車マナーを指導するプログラムを大学で展開

国立大学法人岡山大学は「岡大入口交差点付近2024秋」を実施し、プレスリリースでレポートを発表しました。「自転車先進都市おかやま」の実現を目的に、自転車のマナー順守を指導するプログラムです。

「マナーの日」に関するプレスリリースではありませんが、地域密着型の始動プログラムとしてイベントを展開したのが特徴。団体としての取り組みを紹介するだけでなく、レポートとして複数の写真を掲載し、視覚的にもアプローチしています。

参考:【岡山大学】「自転車先進都市おかやま」を実現するために 自転車マナー遵守の指導「岡大入口交差点付近2024秋」を実施しました

事例2.結婚希望者を対象にしたマナー講習イベントを共同で実施

医療従事者やハイキャリアの婚活支援事業を手掛ける株式会社医師のともは、PRIME MATE(プライムメイト)とのコラボレーションイベント開催を決定しました。「マナー講座×美食会」と題し、食事マナーなどの講習を展開するプロジェクトです。

結婚相談所を運営する企業が、豊富な会員を抱える企業とタッグを組み、独自性の高いイベントとして発信したのがGOOD。「マナーの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、開催日時などがひと目でわかる画像や、「こんな人におすすめ」と対象者を具体化した構成が参考になります。

参考:婚活でも、成婚後も大切にしたい”マナー講座×美食会”を10月27日開催!【医師のとも 良縁】×【PRIME MATE】ハイクラス結婚相談所コラボイベント実施!

事例3.渋谷区をよりよい町にするプロジェクトへ参画

先進的なDX支援を提供するPlus W株式会社は、一般社団法人・渋谷未来デザインが発足した「渋谷グッドマナープロジェクト」への参画を発表。渋谷区を安心安全な街にすることを目的とした取り組みで、2024年10月からサポーターとしてさまざまな発信を手掛ける活動内容を紹介しています。

プレスリリースではプロジェクトの概要に触れたうえで、「参加の背景」「取り組み内容」を写真とともに訴求したのがGOODです。ストーリー性を持たせたプレスリリースでは、企業としての自社の考え方や将来の展望なども伝えられています。

参考:Plus W、渋谷未来デザインが発足した「渋谷グッドマナープロジェクト」に参画し、迷惑路上飲酒・路上喫煙などの社会課題解決に向けた取組をグローバル視点で支援

「マナーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月30日の「マナーの日」は、ビジネスをはじめさまざまな場面でのマナーを想起させるきっかけになる日です。企業の研修・教育を担当する方や、マナーに関する商材を取り扱っている方にとっては特に、「マナーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「マナーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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