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玉の輿の日(1月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日玉の輿の日(1月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

1月20日は「玉の輿の日」。今回は「玉の輿の日」の意味や由来を解説します。

また、「玉の輿の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に美容業界の方や出版業界の方、結婚・婚活関連のサービスを提供されている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「玉の輿の日」の意味・由来とは?

1月20日は「玉の輿の日」です。1905年のこの日、京都・祇園の芸妓のお雪がアメリカの大富豪、モルガン財閥の創始者の甥ジョージ・モルガンと結婚したことから「玉の輿の日」になったといわれています。

当時お雪には恋人がいたこと、前例のない外国人からの身請け話であることなどの難題があり、お雪はあえて「4万円の身請け(現在の貨幣価値では大金)」という非常に厳しい条件を課しました。しかし、なんとモルガンはこの提案を受け入れたうえ、お雪を妾ではなく本妻として丁寧に迎えました。

女性が男性と結婚して、裕福になることを「玉の輿」といいます。大富豪に見初められ、芸妓から財閥の妻となったお雪は、玉の輿に乗ったといえます。そんなお雪は、日本のシンデレラとも呼ばれています。

「玉の輿の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「玉の輿の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「玉の輿の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「玉の輿の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「玉の輿の日」を元に発信をする流れ

「玉の輿の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「玉の輿の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「玉の輿の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「玉の輿の日」を広報PRに活かした事例

「玉の輿の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「玉の輿の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「玉の輿の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.20代後半と30代後半の女性を対象に「キャリアと結婚への考え」に関する調査を実施

株式会社サンマリエは、結婚願望のある20代後半の女性506名と30代後半の女性500名を対象に、「キャリアと結婚への考え」に関する調査を実施。調査結果をプレスリリースで発表しました。

調査の結果、20代後半と30代後半の女性の約7割が結婚後も現在のキャリアを継続したいと考えている一方で、両世代とも仕事と家庭のバランスに不安を感じていることが判明。また、理想のパートナー探しに結婚相談所を有用と感じる人が過半数を占めていることも伝えられています。「玉の輿の日」に関連するプレスリリースではありませんが、結婚や婚活に興味がある人へ自社事業をPRする際に参考になる事例といえるでしょう。

参考:【キャリアと結婚への考え】20代後半、30代後半の女性の約7割は結婚後もキャリアを継続したいと考えると回答!『家庭と仕事を無理なく両立できる職場が理想』が最多に

事例2.佐倉市の人気飲食店で市主催の婚活イベントを開催

千葉県佐倉市は、婚活イベント『恋するWinter Party~バレンタインの魔法~』を、2025年2月15日に開催することをプレスリリースで発表しました。イベント当日時に25歳以上50歳以下の独身男女各20名が対象で、市外在住者の応募も可能です。

佐倉市婚活支援協議会では、2011年度から佐倉市のさまざまな魅力を体験しながら、素敵な出会いをサポートする婚活イベントを開催。43回目の開催となる今回は、佐倉市の人気飲食店「里山Transit」を会場に、佐倉市産の食材を使用した美味しいお料理とともに出会いの場を提供します。こちらも「玉の輿の日」に関連するプレスリリースではありませんが、地域の活性化、移住者の誘致などに取り組む自治体にとっても参考になる広報RP事例です。

参考:【千葉県佐倉市】第43回佐倉市の婚活イベント「恋するWinter Party~バレンタインの魔法~」開催決定(2/15)

事例3.利用者1,064人への調査をもとにした「マッチングアプリ攻略法10選」を公開

会員数86万人を突破した婚活情報サイト『オミカレ』を運営する株式会社オミカレは、20歳以上のマッチングアプリ利用経験者を対象にした利用実態調査アンケートを実施。調査結果と併せて、マッチングアプリの活用術を紹介するレポートを公開しました。

プレスリリースでは、マッチングアプリを利用して効率的に異性と出会う方法や、利用経験者が「安心」と感じる機能などについてご紹介。アンケート調査の概要からサマリを冒頭で記し、結果の詳細をグラフとともに解説した構成がわかりやすくGOOD。こちらも記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、アンケート調査のレポートとしても参考にしやすい広報PR事例です。

参考:婚活情報サイトオミカレが「【2025年決定版】マッチングアプリ攻略法 10選」を公開。利用経験者1064人への調査をもとにしたおすすめの使い方。

玉の輿の日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「玉の輿の日」の意味や由来を紹介しました。1月20日の「玉の輿の日」をきっかけに、自社製品やサービスをうまくPRしている企業の事例を紹介しました。また、アンケートや調査を参考に「玉の輿の日」に関連するイベントや取り組みを考えてみるのも一案です。

今一度、自社製品やサービスの魅力を掘り下げて、「玉の輿の日」をきっかけに広報PRできる内容を考えてみてはいかがでしょうか。

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