
歯垢なしの日
4月4日は「まぁるい幸せチョコパイの日」。今回は「まぁるい幸せチョコパイの日」の意味や由来を解説します。
また、「まぁるい幸せチョコパイの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にチョコレートを扱う食品業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
4月4日は「まぁるい幸せチョコパイの日」です。チョコレートやビスケットといった菓子メーカーである、株式会社ロッテによって制定されました。
日付は、4月4日が「幸せの日」に制定されていることと、ブランドコンセプトが「どんなときもそっと寄り添い、まぁるい心でつながり幸せを提供する」であることから。
1983年に発売した「チョコパイ」が、2023年に40周年を迎えるタイミングで発案・制定しました。
特定の商品にちなんだ記念日ですが、チョコレートとパイを組み合わせた商品は複数の企業が販売しています。プレスリリースで紹介したり、期間限定商品の販売促進につなげたりといった広報PR活動にも活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「まぁるい幸せチョコパイの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「まぁるい幸せチョコパイの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「まぁるい幸せチョコパイの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「まぁるい幸せチョコパイの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「まぁるい幸せチョコパイの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「まぁるい幸せチョコパイの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP〇.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「まぁるい幸せチョコパイの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「まぁるい幸せチョコパイの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「まぁるい幸せチョコパイの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
株式会社ロッテは、同社のチョコパイ40周年に合わせたプレスリリースを配信しました。元気な気持ちになれる色・ケーキをモチーフにした新シリーズ「ハピネスモチーフチョコパイ」から、新たに「チョコパイ<苺ティラミス>」を発売。
プレスリリースでは、本商品のこだわりやパッケージのデザインなどに加え、「幸せを届けるさまざまな仕掛け」と題したポイントをピックアップしているのがGOODです。発売と共に発信することで、より効果的な認知拡大・販売促進につなげています。
参考:チョコパイ40周年企画第1弾!幸せを運ぶ!?青い鳥が約17%の確率でパッケージに出現!チョコパイから新シリーズ「ハピネスモチーフチョコパイ」が誕生『チョコパイ<苺ティラミス>』発売
株式会社昭文社ホールディングスは、「観光名所を楽しむスイーツ」をテーマにした新商品を発売しました。同社の子会社である株式会社昭文社の旅行ガイドブックシリーズ『ことりっぷ』と、株式会社ロッテのコラボ企画です。
第8弾となる今回のコラボでは、愛知県名古屋市内のカフェで提供される「モンブラン」と、山梨県富士河口湖町のスイーツ店で提供される「富士の完熟チーズケーキ」を表現したチョコパイを展開。各エリアの魅力を発信する企業が、大手菓子メーカーとタッグを組んだ有用な広報PR事例です。
参考:今回は<観光名所を楽しむスイーツ>がテーマ「ロッテ」×「ことりっぷ」コラボ商品第8弾を2/7発売
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社は、2022年のハロウィンシーズンにちなんだ商品情報を公開しました。「ハロウィンバーレル」と名付けた商品を、10日間限定で提供するイベント企画です。
今回のバーレルには、オリジナルチキンとカーネルクリスピーに加え、チョコパイをセットに採用。通常価格よりもお得なセットとなっているため、ハロウィンの特別感とお得感を兼ね備えた、イベントシーズンならではの広報PR活動ともいえるでしょう。
参考:サクとろ食感“チョコパイ”も入った「ハロウィンバーレル」
4月4日の「まぁるい幸せチョコパイの日」は、チョコパイに注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、チョコレート・パイを用いた商品開発などを行う企業の方にとっては特に、「まぁるい幸せチョコパイの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「まぁるい幸せチョコパイの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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