
生酒の日
8月19日は「まるまる育児の日」。今回は「まるまる育児の日」の意味や由来を解説します。
また、「まるまる育児の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にベビー用品や育児に関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
8月19日は「まるまる育児の日」です。大阪府大阪市でマタニティケア用品やベビーケア用品の製造・卸売・販売を行う有限会社青葉が制定しました。
日付の由来は、丸が2つ重なった形が数字の8に見えることから「まるまる(8)」「育児=いく(19)じ」という語呂合わせによるものです。
「まるまる育児」とは、赤ちゃんの背中のCカーブをまるく保つ育て方を指します。これはお母さんのお腹の中の姿勢を再現し、赤ちゃんの健やかな成長をサポートする育児法です。この育児法普及と実践を促すことが記念日の目的です。
赤ちゃんがお腹の中にいたときのように、ゆったりと過ごせるベビーグッズをプレスリリースで紹介したり、赤ちゃんの抱っこの仕方をテーマにしたプレママ向けセミナーを実施したりと、広報PR施策に活かしやすい記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「まるまる育児の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「まるまる育児の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「まるまる育児の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「まるまる育児の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「まるまる育児の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「まるまる育児の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「まるまる育児の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「まるまる育児の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「まるまる育児の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
家庭雑貨・インテリアの企画販売を行う株式会社MRG JAPANは、自社ブランド「Rocotto」から、水陸両用の抱っこ紐「Aqua Hug」の予約販売を開始したことをプレスリリースで発表。クッション性と伸縮性に優れ、赤ちゃんの肌にもやさしくフィットする素材を採用した商品です。
プレスリリースでは、育児中のリアルな声や開発背景に触れ、「顧客の声に応える商品」であることを強調しています。また、水中でもしっかりフィットする機能性や肌ざわりのやさしさといった特徴を画像付きでわかりやすく伝えている点もGOODです。「まるまる育児の日」に合わせた発信ではありませんが、育児のニーズに寄り添った商品紹介の構成として、参考になる事例です。
参考:赤ちゃんとの水遊びをもっと自由に 海やプールにそのまま入れる水陸両用の抱っこ紐「Aqua Hug (アクアハグ)」をMakuakeにて発売
株式会社ダッドウェイが展開するオリジナルブランド「BabyHopper」は、育児に役立つ暑さ対策グッズをリニューアルし、販売を開始したことをプレスリリースで発表しました。アウトドアブランドの「WILD THINGS」や、ファン付きウェアのパイオニアである株式会社空調服とのコラボレートしたアイテムを中心に展開。
プレスリリースでは、商品紹介の前にInstagramで実施した「赤ちゃんとのお出かけの暑さ対策アンケート調査結果」を掲載し、顧客ニーズの高さを示しています。「まるまる育児の日」に関連した事例ではないものの、育児中の課題に寄り添った視点での商品訴求がされた参考事例です。
参考:BabyHopperと共に暑い夏を乗り切る!赤ちゃんの暑さ対策グッズをアップデートして3/21に発売
8月19日の「まるまる育児の日」は、赤ちゃんの健やかな成長を支援する商品やサービスが注目されやすい日です。特に、ベビーグッズを展開する企業は、「まるまる育児の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「まるまる育児の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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