PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
数学の日(3月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日数学の日(3月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月14日は「数学の日」。今回は「数学の日」の意味や由来を解説します。

また、「数学の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に教育業界の方や、数学にまつわる書籍などを取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「数学の日」の意味・由来とは?

3月14日は「数学の日」です。各種数学検定や、セミナー・講義といった事業を展開する公益財団法人・日本数学検定協会によって制定されました。

日付は、3.14・・・と続く円周率にちなんでいます。生涯学習として役立つ数学の魅力を発信し、年齢を問わず楽しめるものにすることが、記念日制定の目的です。

「数学の日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、若者世代だけでなく社会人の興味も引きやすいコンテンツといえます。

学生向けの講座情報をプレスリリースとして発表したり、子ども向けに算数を教える企画につなげたりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「数学の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「数学の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「数学の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「数学の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「数学の日」を元に発信をする流れ

「数学の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「数学の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「数学の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「数学の日」を広報PRに活かした事例

「数学の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「数学の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「数学の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.算数学習アプリの1周年記念キャンペーンを実施

株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社Gakkenは、小学1~4年生向け算数学習アプリ『ドラゴンドリル~さんすうワールド~』のリリース1周年を記念したキャンペーンを実施。2024年2月14日から28日の期間、有料版を全商品25%オフで販売します。

プレスリリースの冒頭にキャンペーン概要を記したのち、アプリの紹介を展開。学習アプリの内容がわかりやすいように、「ドラゴンバトル」のイメージ画像を掲載しているのがGOODです。記念日に関する事例ではありませんが、「75万部突破の大人気ドリルから誕生した算数学習アプリ」といった実積を掲載することで、読み手の興味・関心を促した参考事例です。

参考:【全商品25%OFF!】75万部突破の大人気ドリルから誕生した算数学習アプリ『ドラゴンドリル~さんすうワールド~』1周年記念キャンペーン!

事例2.YouTubeライブ配信で東大数学25年分の問題に挑戦

株式会社Stardyは、運営するオンライン予備校「河野塾ISM」の塾長・河野玄斗氏が東京大学の数学25年分に挑戦し、全問正解したことをプレスリリースで発表。問題を解く様子を、YouTubeチャンネル「Stardy -河野玄斗の神授業」の「【間違えたら即終了】東大数学25ヵ年討伐ライブ」で配信したレポートです。

プレスリリースでは、ライブ配信時の様子がわかる画像を掲載し、配信内容を紹介。記念日にちなんだ事例ではありませんが、シンプルな構成で要点が伝わりやすいプレスリリースです。

参考:YouTube約120万人の河野塾ISM塾長、河野玄斗が偉業達成。東京大学の数学25年分を驚異の全問正解!

事例3.数学を使って避難所をデザインするワークショップを開催

一般社団法人Spiceは、NPO法人数学カフェと東京都墨田区との共催で、小学5年生から高校生までを対象にしたワークショップ「数学で防災!?避難所をアップデートせよ!」を開催。詳細をプレスリリースで配信しました。

数学とものづくりの観点から数理シミュレーションやディスカッションを行って避難所の最適化を考えるワークショップです。プレスリリースでは、コンテンツ概要や当日の流れのほか、どのような目的や狙いがあるイベントなのか記しています。「数学の日」に関する事例ではありませんが、数学と防災といった新しい形の施策が参考になります。

参考:数学で防災をアップデート?!みんなで避難所の生活をよりよくデザインしてみよう!小学5年生〜高校生対象のワークショップ、11月11日(土)・12日(日)に東京・錦糸町で開催!

「数学の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月14日の「数学の日」は、数学に注目が集まり、数学学習や算数などを想起させるきっかけになる日です。教材の企画・販売を行う企業の方や、数学や算数をメインとしたイベント企画を検討している方にとっては特に、「数学の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「数学の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ