PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
メディア・リテラシーの日(6月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日メディア・リテラシーの日(6月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月27日は「メディア・リテラシーの日」。今回は「メディア・リテラシーの日」の意味や由来を解説します。

また、「メディア・リテラシーの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に教育業界の方や、メディアを運営する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「メディア・リテラシーの日」の意味・由来とは?

6月27日は「メディア・リテラシーの日」です。長野県のテレビ局、株式会社テレビ信州によって制定されました。

メディア・リテラシーとは、メディアが報道する情報を正しく理解し活用する能力を意味します。

1994年のこの日に長野県松本市で殺人事件があり、現場近くに住む無実の男性がマスコミにより犯人扱いされる報道被害が生じました。報道機関におけるコンプライアンスを再確認するきっかけとして、事件があった6月27日が記念日に定められています。

「メディア・リテラシーの日」には、メディア・リテラシーに関する番組の制作やシンポジウムが行われています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「メディア・リテラシーの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「メディア・リテラシーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「メディア・リテラシーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「メディア・リテラシーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「メディア・リテラシーの日」を元に発信をする流れ

「メディア・リテラシーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「メディア・リテラシーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「メディア・リテラシーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「メディア・リテラシーの日」を広報PRに活かした事例

「メディア・リテラシーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「メディア・リテラシーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「メディア・リテラシーの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.メディアリテラシーを高めるプログラム、台湾版をリリース

「100BANCH」で活動するClassroom Adventureは、メディアリテラシープログラム「Ray’s Blog レイのブログ」の台湾版を展開し、プレスリリースで発表しました。謎解きゲームの方式で、ファクトチェックのスキルやマインドを学ぶプログラムです。

「メディア・リテラシーの日」の事例ではありませんが、メディアリテラシーを高めるためのプログラムとして台湾版をローンチし、プロモーション動画を掲載したプレスリリース内容がGOOD。さらにワークショップの開催も決定しており、本プロジェクトならではの魅力や新規性をアピールしています。

参考:「Classroom Adventure」プロジェクトがNHKでも特集されたメディアリテラシープログラム「Ray’s Blog レイのブログ」の台湾版をリリース

事例2.AI時代の情報リテラシーを説く無料セミナー

株式会社朝日出版社は、無料オンラインセミナーの開催情報をプレスリリースで発表しました。企業の人事・教育・人材育成の担当者向けに、加速化するAI時代について説くプログラムです。

「英語ニュースで情報リテラシーと英語力を高める意義」をテーマに、有識者が講師となりセミナーを展開。セミナー開催前にプレスリリースで積極的に発信することでより多くの関係者に認知を広め、企業としての取り組みを知ってもらう効果にもつなげた広報PR事例です。

参考:【6月22日(木)開催】無料オンラインセミナーのご案内:加速化するAI時代に私たちは何を信じ、何を学ぶべきなのか。(株式会社朝日出版社主催)

事例3.さまざまな観点から情報技術を学ぶ解説本が発売

株式会社インプレスホールディングスは、デジタルを駆使したオンデマンド型の出版レーベルである近代科学社Digitalから『ステップアップ 情報技術の教室―探究・トレーニング・創造―』を発行。情報技術に関して、文理を問わず理解できるように構成された解説本であることをプレスリリースで配信しました。

本書は、全8章からなるプログラムで構成。情報技術の潮流からデータ管理、メディアリテラシーや知的財産権など、さまざまな観点から訴求しているのが特徴です。プレスリリースには、実際の掲載内容の4ページ分を紹介。これから専門知識を学びたい人にとって、手に取りやすい一冊であることが伝わります。

参考:読み進めればいつの間にか情報技術の知識が身につく! 『ステップアップ 情報技術の教室―探究・トレーニング・創造―』発行

「メディア・リテラシーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「メディア・リテラシーの日」は、メディア・リテラシーに注目が集まり、インターネットの使い方や報道の在り方について考えるきっかけになる日です。

メディアを運営する企業の方や教育業界の方にとっては特に、「メディア・リテラシーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「メディア・リテラシーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ