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秋の彼岸の中日(9月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日秋の彼岸の中日(9月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月22日は「秋の彼岸の中日」。今回は「秋の彼岸の中日」の意味や由来を解説します。

また、「秋の彼岸の中日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に初秋ならではのイベント・キャンペーン企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「秋の彼岸の中日」の意味・由来とは?

9月22日は「秋の彼岸の中日」です。「彼岸」とは、この世の向こう側を意味する言葉で、悟りの境地とされています。

暦上の「秋分」と前後3日を合わせた7日間が「彼岸」の期間であるため、「秋分の日」と同日が「秋の彼岸の中日」と呼ばれるようになりました

記念日の日付は指定されていませんが、毎年9月22日または23日を「秋の彼岸の中日」とするケースが一般的です。

夏から秋へ季節が変わっていくシーズンでもあるため、初秋ならではのイベント・キャンペーンを開催したり、彼岸の供物であるおはぎを売り出したりといった企画に有用な記念日といえるでしょう。 

「秋の彼岸の中日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「秋の彼岸の中日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「秋の彼岸の中日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「秋の彼岸の中日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「秋の彼岸の中日」を元に発信をする流れ

「秋の彼岸の中日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「秋の彼岸の中日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「秋の彼岸の中日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「秋の彼岸の中日」を広報PRに活かした事例

「秋の彼岸の中日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「秋の彼岸の中日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「秋の彼岸の中日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.仏壇・手元供養品などを中心に秋のお彼岸セールを実施

株式会社あいプランは、仏壇・仏具を取り扱う誠心堂で、秋のお彼岸に向けたお得なセールの開催をプレスリリースで発表。さらに、仏壇や仏具の修理やクリーニング、お焚き上げなどの相談を実施していることも告知しました。

プレスリリースでは、セール内容の告知だけでなく、お彼岸の前に仏壇や手元供養品の見直しを考えている方に向け、オンライン相談を実施していることやイチオシ商品を紹介しています。商品写真やチラシ画像なども掲載されており、顧客ニーズを汲み取った内容になっている点がGOODポイントです。

あわせてオンライン相談予約フォームやホームページ、各SNSのURLもすべて掲載されているため、潜在層のタッチポイントを増やすことを意識した事例ともいえるでしょう。

参考:最大70%OFFも!新作仏壇・手元供養品が続々入荷中!秋のお彼岸セール

事例2.お彼岸などの期間限定お持ち帰り商品「秋の彩り11種セット」販売

カッパ・クリエイト株式会社では、運営するかっぱ寿司で2024年8月29日〜11月27日の期間限定で、お持ち帰り商品「秋の彩り11種セット」の販売を開始したことをプレスリリースで発表。お彼岸や祝い事での差し入れや手土産など、さまざまなシーンで活用しやすいお持ち帰りセットです。

プレスリリースでは、お彼岸だけでなく、運動会や季節のお祝い事などの幅広いシーンでの利用をおすすめしています。さらに、当商品の詳細画像も写真付きで解説しており、対象層への認知拡大や興味をひく内容になっている点がGOODポイントです。

記念日に合わせた事例ではありませんが、多くのメディアフックを活用している点において、幅広い広報PR活動につながる参考事例といえます。

参考:敬老の日やお彼岸、お月見、スポーツ観戦などにかっぱ寿司のお持ち帰り寿司&スイーツ 期間限定お持ち帰り商品『秋の彩り11種セット』販売

事例3.お墓参りの実態に関する調査リリースを配信

終活に関する情報を発信するメディア「終活瓦版」を展開する株式会社林商会は、お墓参りの実態について約200人を対象にアンケートを実施。結果を調査リリースで配信しました。

「いつ墓参りに行きますか?」という問いで、もっとも多かった回答は「旧盆」(123票)。続いて「春のお彼岸」「命日・月命日」(52票)、「秋のお彼岸」(47票)となり、票数を併記した結果をグラフにしてわかりやすく説明しています。

「秋の彼岸の中日」にちなんだ調査リリースではありませんが、「お墓参り」をフックに秋の彼岸に墓参りに行く人が多いことを知るきっかけとなる発信です。調査の結果とともに自社サイトの認知をアピールした参考事例といえるでしょう。

参考:【もうすぐお盆】お墓参りの実態を200人に調査!地方独特の風習も紹介

「秋の彼岸の中日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月22日の「秋の彼岸の中日」は、彼岸に注目が集まり、秋のイベントや供物のおはぎを想起させるきっかけになる日です。彼岸にまつわる商品を販売している方や、季節限定のプロジェクトを検討している方にとっては特に、「秋の彼岸の中日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「秋の彼岸の中日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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