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ミルクキャラメルの日(6月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ミルクキャラメルの日(6月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月10日は「ミルクキャラメルの日」。今回は「ミルクキャラメルの日」の意味や由来を解説します。

また、「ミルクキャラメルの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に製菓業界の方や、キャラメルを販売する企業の方はぜひ参考にしてみてください。

「ミルクキャラメルの日」の意味・由来とは?

6月10日は「ミルクキャラメルの日」です。「ミルクキャラメル」を筆頭に、さまざまな人気商品を展開する森永製菓株式会社によって制定されました。

日付は、1913年(大正2年)6月10日に、はじめてミルクキャラメルが発売された出来事にちなんでいます。

同商品は1899年の創業以来「キャラメル」と記載して販売しており、1913年に名前を変更。現在でも、子どもから大人までおいしく味わえるお菓子のひとつです。

毎年6月10日やその前後には、同社を中心に「ミルクキャラメルの日」にちなんだイベントが開催されています。

特定商品にまつわる記念日ですが、森永製菓とのコラボ商品をプレスリリースで紹介したり、ミルクキャラメルを使ったレシピを発信したりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ミルクキャラメルの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ミルクキャラメルの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ミルクキャラメルの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ミルクキャラメルの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ミルクキャラメルの日」を元に発信をする流れ

「ミルクキャラメルの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ミルクキャラメルの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ミルクキャラメルの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ミルクキャラメルの日」を広報PRに活かした事例

「ミルクキャラメルの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ミルクキャラメルの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「ミルクキャラメルの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「ミルクキャラメルの日」を記念し、記念商品を新発売

森永製菓株式会社は、6月10日の「ミルクキャラメルの日」を記念して、新商品を2025年5月27日より発売することをプレスリリースで発表しました。ラインナップには、「あずき」「抹茶」フレーバーのキャラメル、さらにミルクキャラメルとショコラを組み合わせたサンドクッキーなどが含まれます。

プレスリリースでは、1913年6月10日に「ミルクキャラメル」が誕生したことに由来して制定された記念日の背景を紹介。2025年には誕生から112年を迎えることを節目に、多様な記念商品を展開することが伝えられています。製造技術やブランドの歴史を活かしたラインアップを、画像付きでわかりやすく展開している点も参考になります。

参考:6月10日はミルクキャラメルの日「あずき」「抹茶」のキャラメル、ミルクキャラメル×ショコラの組み合わせが楽しめるサンドクッキーなど記念商品5月27日(火)より新発売!

事例2.「ミルクキャラメルの日」の当日限定キャンペーンを実施

チョコレートデザイン株式会社は、6月10日の「ミルクキャラメルの日」に合わせて、クラフトチョコレート専門店「VANILLABEANS」にて当日限定のキャンペーンを実施することを発表しました。キャンペーンでは、カフェの人気メニュー「フォンダンショコラ」のバニラアイスをキャラメルアイスに無料で変更できるほか、オンラインショップでは「キャラメル界隈BOX」を数量限定販売します。

プレスリリースでは、当日の店頭キャンペーンとオンラインショップ限定商品の内容を、イメージ画像とともに丁寧に紹介。特に目を引くのは、大きく掲載されたビジュアルで、商品のイメージが視覚的に伝わる構成となっています。記念日をうまく活用した販促施策の好事例です。

参考:6月10日「ミルクキャラメルの日」にチョコレート専門店VANILLABEANSから極上のキャラメルスイーツをお届け。当日限定のキャンペーン実施&オンライン限定スペシャルセットを販売開始

事例3.森永ミルクキャラメルと3度目のコラボレーションを実施

フジパン株式会社は、森永製菓株式会社の「ミルクキャラメル」とのコラボレーション商品「スナックサンド ミルクキャラメル」「ロングスティック ミルクキャラメル」を期間限定販売することを発表。「スナックサンド」と「ロングスティック」とのコラボは、今回で3度目となります。

プレスリリースでは、各商品の特徴や販売時期を画像付きで展開。さらに、コラボ特設サイトや関連キャンペーンについても言及されています。記念日との直接的な関連は明示されていませんが、キャンペーンの開始日が「ミルクキャラメルの日」であることや、記念日を制定した森永製菓との取り組みである点から、連動した広報PR施策と捉えることができます。

参考:元祖携帯サンドイッチ「スナックサンド」と「ロングスティック」が森永ミルクキャラメルと3度目のコラボレーション!

「ミルクキャラメルの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月10日の「ミルクキャラメルの日」は、キャラメル菓子の中でも「森永ミルクキャラメル」に注目が集まりやすい日です。菓子類の製造に携わっている方や、ミルクキャラメルを使った商品開発・提供を行う企業の方にとっては特に、「ミルクキャラメルの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ミルクキャラメルの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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