筋肉を考える日
10月18日は「ミニスカートの日」。今回は「ミニスカートの日」の意味や由来を解説します。
また、「ミニスカートの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特にファッション業界の方やファッションに関連するサービス・製品を提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。
「ミニスカートの日」の意味・由来とは?
10月18日は「ミニスカートの日」です。1967年(昭和42)のこの日、「ミニの女王」と呼ばれるイギリスの女優・モデルのツイッギー(Twiggy)が来日し、日本にミニスカートブームを起こしたことに由来しています。
ミニスカートは、イギリスのデザイナーであるマリー・クワントによって1958年頃から若者向けに売り出されたスカートでした。日本では、1965年(昭和40年)に、繊維事業者の帝人が日本初のミニスカート「テイジンエル」を発売。ツイッギーの来日や日本の著名人がミニスカートを身に着けたことから話題となり、ミニスカートブームとなりました。
「ミニスカートの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「ミニスカートの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ミニスカートの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ミニスカートの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ミニスカートの日」を元に発信をする流れ
「ミニスカートの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ミニスカートの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ミニスカートの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ミニスカートの日」を広報PRに活かした事例
「ミニスカートの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ミニスカートの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ミニスカートの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.クラシカルなアイテムを揃えたオータムコレクションの販売開始
株式会社 マリークヮント コスメチックスは、『MUST BE MARY』をテーマにした2024年オータムコレクションの販売を開始したことをプレスリリースで配信。クラシカルでマニッシュなアイテムをはじめ、トレンドのプリーツミニスカートやブランドアイコンのデイジーを取り入れたワンピースを展開します。
プレスリリースでは、2024年オータムコレクションを複数の画像とともに紹介するだけでなく、コーディネート画像も掲載。記念日に関連した事例ではありませんが、商品の魅力が伝わりやすい構成が参考になります。
参考:マリークヮント2024年オータムコレクションが登場。『MUST BE MARY』をテーマに、ブランドアイコンのデイジーがマッチするマニッシュなスタイリングを提案。
事例2.アイロニーとユーモアに満ちあふれたカプセルコレクションが登場
株式会社マックスマーラ ジャパンが手がけるファッションブランド「MAX&Co.」は、2024年秋冬の新作としてアーティストのピエトロ・テルツィーニによる「BLA BLA BLA」カプセルコレクションを発表。大胆なカラーリングのTシャツやミニスカートやトートバッグなど、カラフルで陽気なアイテムを展開します。
プレスリリースでは、アーティストの特徴からコレクションのラインナップまで紹介。カラフルなアイテムがわかりやすいように、タイル機能を用いた画像掲載が参考になります。記念日にちなんだ発信ではありませんが、アイテムのポイントがわかる画像の載せ方やキャプションの入れ方が参考になるプレスリリースです。
参考:マックス アンド コーはピエトロ・テルツィーニによる「BLA BLA BLA」カプセルコレクションを発表
事例3.1960年代から現在までのミニ丈アイテムを集めた期間限定企画を開催
株式会社コメ兵が運営するKOMEHYO SHIBUYAは、60年代を彷彿とさせるレトロポップなアイテムを中心とした期間限定POPUP【minimini】を開催することをプレスリリースで配信しました。80-90年代バブル期の流行マイクロミニ、2000年代初頭のギャルファッションなど、現在までのミニ丈アイテムを集めた企画です。プレスリリースのメイン画像には、目を引くピンクを基調としたバナーを掲載。ひと目で情報が飛び込んでくる視覚的なアプローチがGOODです。記念日にちなんだ事例ではありませんが、企画概要とともに、取扱商品の写真をわかりやすく載せたり、企画者の声を記したりするなど、イベントの魅力が伝わりやすい構成が参考になります。
参考:【KOMEHYO SHIBUYA】キュートなレトロポップ、バブル時代を彷彿させるマイクロミニなど、ノスタルジーと絶対領域がまぶしいミニ丈ウエアが100点以上!《minimini》POPUP開催。
「ミニスカートの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「ミニスカートの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「ミニスカートの日」には、ミニスカートやファッションに注目が集まります。自社製品にミニスカートがある場合はもちろん、イベントやキャンペーンを実施してもよいでしょう。また、ファッションに関連する調査リリースを出すのも一案です。
今一度「ミニスカートの日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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