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鏡の日(11月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日鏡の日(11月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月30日は「鏡の日」。今回は「鏡の日」の意味や由来を解説します。

また、「鏡の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に美容業界の方やファッション業界の方、鏡の製造・販売を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「鏡の日」の意味・由来とは?

11月30日は「鏡の日」です。「いい(11)ミラー(30)」と読む語呂合わせから制定。鏡(ミラー)を大切にし、健康で美しい生活を目指すことが目的とされていますが、誰がいつ制定したかは不明です。

また、11月11日にも全日本鏡連合会が制定した「鏡の日」があります。

「鏡の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「鏡の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「鏡の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「鏡の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「鏡の日」を元に発信をする流れ

「鏡の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「鏡の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「鏡の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「鏡の日」を広報PRに活かした事例

「鏡の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「鏡の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「鏡の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ロングセラーブランドの価値を高めるリユース企画を発表

株式会社カネボウ化粧品は、プレミアムおしろいブランド「ミラノコレクション」のケースをリユースする「ケースリユースキャンペーン2026」を発表しました。手元のケースをオルゴールや拡大鏡へとつくり変える取り組みです。

プレスリリースでは、リユース後のイメージを大きく見せたビジュアルを冒頭に配置し、視覚的な訴求力を高めています。また、ブランドの歩みや愛用者の多さを背景情報として添えることで、ロングセラーブランドの価値を再提示している点も特徴です。

「鏡の日」と直接は関連しないものの、鏡を使ったアイテムを起点に、ブランドの世界観とストーリーを丁寧に伝えた構成は、周年企画や既存商品の再活性化施策として参考になります。

参考:ミラノコレクション ケースリユースキャンペーン2026「ずっとあなたのそばに。“ミラコレ”に新たなときめきが宿る。」11月18日(火)より応募受付開始 

事例2.向かい合わせの気まずさを解消する可動式ミラーを発売

スリーナイン島野株式会社は、ゴルフ練習場向けの可動式ミラー「スイングチェックミラー」を発売したことをプレスリリースで発表しました。キャスター付きで素早く移動できるほか、視線を遮るパネルや割れないステンレス鏡を採用し、初心者や女性もフォーム確認に集中しやすい仕様です。

プレスリリースでは、使用イメージをメイン画像に配置し、製品がどのように使われるのかをひと目で伝えています。また、「向かい合わせの打席で感じる気まずさ」を示したアンケート結果を紹介し、利用者の悩みに応えた製品開発であることを示している点もGOOD。

「鏡の日」と直接の関連はありませんが、鏡という商品の特徴を“利用シーン”から説明する構成は、記念日に寄せたプレスリリースづくりの参考になる事例といえます。

参考:【新製品】向かい合わせの“気まずさ”ゼロ!可動式〈スイングチェックミラー〉10月1日発売

事例3.ノベルティコンパクトミラーが当たる記念キャンペーンを開催

株式会社寺子屋は、運営するコンセプトショップ「みっふぃーおやつ堂」鎌倉店の1周年を記念し、ノベルティとしてコンパクトミラーを配布するキャンペーンを実施したことをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、てのひらサイズで持ち運びやすい点が伝わるよう、ミラーの大きさがひと目で分かる商品画像を掲載しています。写真で特徴を印象づける構成は雑貨・土産品を扱う企業にとって参考になります。

「鏡の日」と直接の連動はありませんが、周年企画に“ミラー”のノベルティを合わせた発信は、記念日にも応用しやすいアプローチです。商品そのものを主役にせず、記念施策の中で自然に鏡の魅力を伝えた好例といえるでしょう。

参考:みっふぃーおやつ堂 鎌倉店1周年記念 ノベルティキャンペーン開催!

「鏡の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「鏡の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

鏡に関連するイベントやキャンペーンを実施したり、鏡に関連した調査リリースを出したりするのも一案です。鏡は小さな手鏡から大きな姿見、また湖面や海面なども鏡に例えられることがあります。さまざまな角度からPRできる日ともいえるでしょう。

「鏡の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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