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ミス・コンテストの日(3月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ミス・コンテストの日(3月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

3月5日は「ミス・コンテストの日」。今回は「ミス・コンテストの日」の意味や由来を解説します。

また、「ミス・コンテストの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に芸能・エンタメ業界の方などは、ぜひ参考にしてみてください。

「ミス・コンテストの日」の意味・由来とは?

3月5日は「ミス・コンテストの日」です。日付は、1908年(明治41年)の3月5日に、かつて存在した新聞社・時事新報が日本初のミス・コンテストを開催したことに由来するとされます。時事新報は、全国の独身女性(「ミス」)を対象に写真を募集し、その審査結果を公表しました。

容姿の美しさで女性を評価するミス・コンテストは、現在ではジェンダーやルッキズムの観点から問題視されることもあります。

一方で、芸能界への登竜門として出場を希望する女性も少なくないほか、容姿だけでなく出場者の人となりやキャラクターまで踏まえて優勝を決めるコンテストも増えてきています。

「ミス・コンテストの日」は美しい女性に注目が集まる記念日ですが、企業イメージとして望ましくない方向で話題になってしまうリスクに注意して広報PR活動を行いましょう。

「ミス・コンテストの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ミス・コンテストの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ミス・コンテストの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ミス・コンテストの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ミス・コンテストの日」を元に発信をする流れ

「ミス・コンテストの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ミス・コンテストの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ミス・コンテストの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ミス・コンテストの日」を広報PRに活かした事例

「ミス・コンテストの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ミス・コンテストの日」に関連するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ミス・コンテストの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.制服が似合う男女を決めるコンテストのレポートを配信

制服ブランドCONOMiを展開する株式会社このみは、同社が主催する「第11回日本制服アワード」のプレスリリースを配信しました。日本一制服が似合う男女を決めるコンテストで、授賞式イベントの様子をレポート。

プレスリリースでは、イベント開催日や概要を紹介したうえで、受賞者のコメントをピックアップしています。「ミス・コンテストの日」の広報PRではありませんが、受賞者の情報や当日の様子がわかるよう、複数の写真を掲載した構成がGOODな事例です。

参考:『日本一制服が似合う男女』が決定!! 女優”雪明”が第11回日本制服アワード グランプリに決定!過去には人気インフルエンサーみとゆな、三原羽衣やマーシュ彩などが受賞

事例2.日本酒や日本文化の魅力を伝えるためスタンプを発売

日本酒と日本文化の魅力を発信するため、プロジェクトを展開する一般社団法人・Miss SAKEは、公式スタンプの発売をプレスリリースで公表しました。2023年に主催したコンテストのファイナリストをメインにデザインしたLINEスタンプです。

「ミス・コンテストの日」のプレスリリースではありませんが、伝統ある日本文化とコンテストを組み合わせた、ユニークな企画を実施する同会ならではの広報PR施策といえます。プレスリリースには実際に購入できるスタンプをビジュアルで紹介し、コンテストを知らなかった潜在層にも認知を広めた好事例です。

参考:日本酒用語満載のMiss SAKE 公式スタンプを作成しました

事例3.世界3大ミスコンテストの出場権を競う選考会がエントリー受け付けスタート

ミス・ワールド・ジャパン岡山大会 運営事務局は、世界3大ミスコンテストのひとつである「ミス・ワールド」の出場権を競う選考会のエントリー受付をスタートしました。日本大会への出場権を獲得できるほか、各種セミナーに参加できることなどをプレスリリースで紹介しています。

プレスリリースでは2023年の活動の様子を写真で紹介し、2024年の志望者がイメージしやすいよう訴求ポイントをピックアップした構成がGOOD。記念日にちなんだ発信ではありませんが、1次募集の開始日に合わせてプレスリリースを配信することで、より高い認知拡大効果に寄与した広報PR事例といえるでしょう。

参考:【岡山】『ミス・ワールド・ジャパン2024岡山代表選考会』開催決定

「ミス・コンテストの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月5日の「ミス・コンテストの日」は、ミス・コンテストに注目が集まり、美しく活力のある女性を想起させる記念日です。

芸能・エンタメ関係の企業の方や、女性向けの商品・サービスを販売する企業の方にとっては特に、「ミス・コンテストの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ミス・コンテストの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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