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金型の日(11月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日金型の日(11月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月25日は「金型の日」。今回は「金型の日」の意味や由来を解説します。

また、「金型の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に金型業界の方や金型を使った製品を製造・販売している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「金型の日」の意味・由来とは?

11月25日は「金型の日」です。1974年(昭和49年)に、一般社団法人・日本金型工業会によって制定されました。日付は、1957年(昭和32年)のこの日に日本金型工業会が設立されたことに由来しており、業界内外に対する金型工業の認識を深めることと今後の業界の発展を目的としています。

金型はプラスチック成形やプレス加工などにおいて不可欠なもの。日本金型工業会は、2017年(平成29年)に創立60周年を記念して「金型マスター認定制度」を創設し、金型製作に優れた技能・技術などを持つ人材を「金型マスター」として認定するようになりました。

毎年「金型の日」には、記念式典が開催されており、講演や優良従業員の表彰などが行われています。

「金型の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「金型の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「金型の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「金型の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「金型の日」を元に発信をする流れ

「金型の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「金型の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「金型の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「金型の日」を広報PRに活かした事例

「金型の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「金型の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「金型の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.廃木材をアップサイクルして作る木質バイオマス成形素材の開発成功を発表

プラスチック・産業用素材などなどの専門商社である菱華産業株式会社は、2年かけて開発を続けてきた、廃木粉をアップサイクルした植物由来の素材「MIRAIWOOD®︎(ミライウッド)」の完成を発表しました。「MIRAIWOOD®︎」は、製造業から排出される未利用の廃木粉を主原料に、植物由来の生分解性プラスチックを混合したバイオマス成形材料で、金型射出成形による安定量産を実現。リサイクルも可能な循環素材であることをプレスリリースで配信しました。

「金型の日」の事例ではありませんが、同素材の詳細から開発の背景、国内の林業や木材・木工業界に与える影響や今後の展望まで詳しく言及。開発者のコメントを写真付きで添え、新素材の完成がもたらすメリットをわかりやすく伝えている点が参考になります。

参考:廃木材をアップサイクルして作る木質バイオマス成形素材「MIRAIWOOD®︎」を開発

事例2.第32回日本国際工作機械見本市への出展を発表

清掃機器の最大手メーカー、ケルヒャー社(ドイツ)の日本法人であるケルヒャー ジャパン株式会社は、東京ビッグサイトにて開催される「第32回日本国際工作機械見本市 (JIMTOF2024)」へ出展を発表。詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースには、ブースイメージを展開。工作機械や関連技術の最新トレンドや技術革新を紹介する同展示会において、労働力不足に対応する省人・省力化を可能にする清掃ソリューションを提案していることを記しています。切粉や床の油汚れが深刻な課題となっている金属加工現場での効果的な床清掃ソリューションは、工場環境の改善や生産性の向上への貢献が期待されています。

こちらも「金型の日」に関連する事例ではありませんが、製品のメリットや業界の課題改善を詳しく解説している点がGOODです。

参考:「JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)」出展のお知らせ

「金型の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「金型の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

私たちの日常にあるさまざまなものを作る過程で使用されている金型に注目が集まる日です。金型を製造している企業はもちろん、金型を使用して作られた製品を製造・販売している企業なども「金型の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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