PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
カビ取るデー(6月16日、12月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日カビ取るデー(6月16日、12月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月16日、12月16日は「カビ取るデー」。今回は「カビ取るデー」の意味や由来を解説します。

また、「カビ取るデー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、カビ取り剤を製造・販売する企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「カビ取るデー」の意味・由来とは?

6月16日、12月16日は「カビ取るデー」です。洗濯槽クリーナー「カビトルネード」を展開する株式会社リベルタが制定した記念日で、「ト(10)ル(6)=取る」の語呂合わせから年2回、16日に設定されています。

6月は梅雨でカビが発生しやすい時期、12月は大掃除のシーズン。洗濯槽のクリーニングだけでなく、住まいのさまざまなカビ対策に意識を向けてもらうことを目的に設けられました。

カビ取りや清掃サービスを扱う企業にとっては、季節性と語呂のわかりやすさを兼ね備えた記念日。商品の特長やサービスの必要性を伝えるタイミングとして活用しやすいでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「カビ取るデー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「カビ取るデー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「カビ取るデー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「カビ取るデー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「カビ取るデー」を元に発信をする流れ

「カビ取るデー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「カビ取るデー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「カビ取るデー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「カビ取るデー」を広報PRに活かした事例

「カビ取るデー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「カビ取るデー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「カビ取るデー」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「カビ取るデー」に合わせて新WebCMとキャンペーンを同時公開

株式会社リベルタは、6月16日の「カビ取るデー」に合わせて、洗濯槽クリーナー「カビトルネード」の新WebCMを公開し、同時にキャンペーンを開始したことをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、WebCM公開・キャンペーン開始・アンバサダー起用という複数の情報を“記念日”の軸に集約し、関心を高める構成がGOODです。実使用シーンのビジュアルやコメントを組み合わせることで、企画の意図が読み手に伝わりやすくなっています。また、記念日に合わせて複数の施策を同時展開し、話題化のタイミングを意図的に生み出している点も参考になります。。

参考:藤本美貴さんがブランドアンバサダーに就任!「忙しいママはもちろん、簡単だからパパにも使ってほしい」

事例2.低刺激でもクロカビを99.9%除去するカビ取りスプレーを発売

株式会社E-Surfは、低刺激ながらサッシや家具、壁紙のクロカビを99.9%除去できるカビ取りスプレー「カビ取りラボ ソフトタイプ」を発売したことをプレスリリースで発表しました。水洗いできない場所でも、水拭きと乾燥のみで使える製品です。

プレスリリースでは、除菌効力試験のデータや使用前後の比較画像を掲載し、効果を視覚的に示しています。また、環境配慮への取り組みをSDGsの観点から説明し、商品開発の背景に広がる社会性にも触れています。記念日と直接の関連はないものの、季節性のあるテーマに合わせて新商品の実用性と意義をバランスよく伝える構成が参考になる事例です。

参考:低刺激でもクロカビを99.9%除去※1諦めていたサッシや家具・壁紙にも使える家の中の様々な場所・モノに使用できるカビ取りスプレーを新発売

事例3.浴室用カビとり剤「強力カビハイター」シリーズに新商品登場

花王株式会社は、浴室用カビとり剤「強力カビハイター」シリーズから『強力カビハイター ツンとしないタイプ』を発売したことをプレスリリースで発表しました。従来品と同等のカビとり効果を維持しつつ、ツンとする塩素臭を抑えた点が特長です。

プレスリリースでは、自社調査で把握した“ニオイへの不満”を出発点に、開発に至った経緯をストーリーとして紹介。生活者の声を取り入れた改良の背景が伝わる構成になっています。記念日との直接の関連はありませんが、ユーザー課題を起点にした商品開発の姿勢を示す参考事例といえるでしょう。

参考:カビとり効果はそのまま*1、ツンとした塩素臭が気にならない『強力カビハイター ツンとしないタイプ』 2025年5月10日全国発売*2

「カビ取るデー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「カビ取るデー」は、カビの掃除に関する情報に注目が集まりやすい日です。カビ取り商品・サービスのリリースやキャンペーンを検討されている方は特に、「カビ取るデー」を切り口として魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「カビ取るデー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ