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モノレール開業記念日(9月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日モノレール開業記念日(9月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月17日は「モノレール開業記念日(モノレールの日)」。今回は「モノレール開業記念日」の意味や由来を解説します。

また、「モノレール開業記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にモノレール関連の事業を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「モノレール開業記念日」の意味・由来とは?

9月17日は「モノレール開業記念日(モノレールの日)」です。1964年9月17日に、東京モノレール株式会社が日本発のモノレール「東京モノレール羽田線」を開通したことから、記念日として制定されました。

運行区間は、浜松町駅〜羽田空港間。東京オリンピックの開催をきっかけに、羽田空港から都心へのアクセス改善を図るために建設された公共交通機関のひとつです。

モノレールは電車やバスに比べると数は少ないものの、東京都や大阪府、沖縄県など複数ヵ所で運行しています。観光中の移動手段としても有用なため、モノレールに着目した広報PR活動に活かせるでしょう。

「モノレール開業記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「モノレール開業記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「モノレール開業記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「モノレール開業記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「モノレール開業記念日」を元に発信をする流れ

「モノレール開業記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「モノレール開業記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「モノレール開業記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「モノレール開業記念日」を広報PRに活かした事例

「モノレール開業記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「モノレール開業記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「モノレール開業記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.東京モノレール開業60周年を祝う記念イベントを展開

東京モノレール株式会社は、2024年9月17日に開業60周年を迎えることを記念するプロジェクトの始動をプレスリリースで発表しました。開業時の車両塗色をイメージしたラッピング列車を運行したり、記念乗車券を販売したりといった取り組みです。

「モノレール開業記念日」の明記はないものの、記念日の由来となった企業が、60周年という節目に大規模なイベントを展開した広報PR施策です。プレスリリースにはラッピング列車や車内のイメージ写真を掲載し、多くの人の興味・関心を高めています。また、開業時塗色(ラッピング)列車の運行かた、記念乗車券の発売までの情報を4項目に分けた構成も読みやすく参考になります。

参考:東京モノレール開業60周年記念開業時塗色(ラッピング)列車の運行開始と記念乗車券の発売について

事例2.鉄道開業150周年、6つの事業者による周回イベントを開催

東京都品川区は、東京都交通局や東京モノレール株式会社をはじめとする6つの鉄道事業者の協力を得て、鉄道開業150周年記念イベントを実施しました。品川区内の6駅を回り、歴史ある鉄道を楽しむ企画です。

プレスリリースには「しながわ鉄道ラリー」と題したイベント概要を紹介したうえで、実際に使用するリーフレットや参加者へ贈呈するオリジナルグッズなど、本企画ならではの魅力を訴求したのがGOODポイント。「モノレール開業記念日」の広報PR施策ではありませんが、親和性の高い有用な事例として非常に参考になります。

参考:品川区、鉄道開業150周年記念「しながわ鉄道ラリー」開催へ

事例3.創立100周年を記念し、モノレール車内を100個以上の紙風鈴で装飾

幼稚園から大学までを有した総合学園の学校法人明星学苑は、2023年に創立100周年を迎えたことを記念し、多摩モノレールの1編成全体を100個以上の紙風鈴で装飾。明星学苑100周年記念列車「MEISEI 100」を期間限定で運行することをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースには、地域の人に感謝と共創のメッセージを伝えるため「新たな時代の風を感じよう」をコンセプトに、カラフルな風鈴で彩られた車内や装飾時の写真などを複数掲載。記念列車の見どころや企画背景について紹介しています。「モノレール開業記念日」にちなんではいないものの、明星学苑と地域の関連性が伝わる好事例です。モノレールの画像の使い方など、今後モノレールに関連した取り組みを配信する際の参考になるプレスリリース事例です。

参考:100個以上の紙風鈴が多摩モノレールの車内を彩る!明星学苑100周年記念列車「MEISEI 100」を運行します

「モノレール開業記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月17日の「モノレール開業記念日(モノレールの日)」は、東京モノレールをはじめ、全国各地のモノレールに注目が集まりやすい記念日です。公共交通機関に携わっている方や、モノレール関連の商品・サービスを展開している企業の方にとっては特に、「モノレール開業記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

日常的な利用者だけでなく、観光客をターゲットに企画を検討するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「モノレール開業記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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