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月面着陸の日(7月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日月面着陸の日(7月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月20日は「月面着陸の日」。今回は「月面着陸の日」の意味や由来を解説します。

また、「月面着陸の日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に教育業界の方や宇宙に関連する事業を行っている企業、イベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「月面着陸の日」の意味・由来とは?

7月20日は「月面着陸の日」です。1969年(昭和44年)のこの日、アメリカの有人宇宙飛行船「アポロ11号(Apollo 11)」が月面着陸に成功し、人類が初めて月に降り立ったことに由来しています。

当時月面に降り立ったのは、ニール・アームストロング船長とバズ・オルドリン月着陸船操縦士の2人。ニール・アームストロング船長は、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」と地球にメッセージを送りました。

また、この歴史的瞬間は、月から世界に衛星で生中継され、世界中で話題に。2019年には、アポロ11号月面着陸50周年を記念し、さまざまな場所でイベントが実施されました。

「月面着陸の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「月面着陸の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「月面着陸の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「月面着陸の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「月面着陸の日」を元に発信をする流れ

「月面着陸の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「月面着陸の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「月面着陸の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「月面着陸の日」を広報PRに活かした事例

「月面着陸の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「月面着陸の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「月面着陸の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.月をテーマにしたイベントをオンラインで開催

株式会社Kanattaは、自社が運営する「コスモ女子」にて月をテーマにしたイベントを開催しました。

プレスリリースでは、実施されたイベントをレポート形式で掲載。オンラインで開催された様子や「コスモ女子」自体の取り組みを具体的に紹介しています。

「月面着陸の日」に関連した記事ではないものの、宇宙に関するイベントを開催し、コミュニティや自社理念を広報PRした事例として参考になります。

参考:【コスモ女子イベント】月はどのようにしてできたの?~月探査から読み解く月の起源と進化~(4/19開催)事後レポート

事例2.宇宙食に関連する即席カップ麺を開発し、クラウドファンディングを開始

藻の一種であるミドリムシを活用した食品や化粧品などを展開する株式会社ユーグレナは、宇宙食3.0への挑戦とし、宇宙環境で発育・栽培できる食材を使った即席カップ麺「2040年サステナブルラーメン」を開発。宇宙での地産地消を目指して、クラウドファンディング「GoodMorning」の募集を開始したことをプレスリリース配信しました。

近年、宇宙での長期滞在に備えた「宇宙食3.0」の必要とされています。この「宇宙食3.0」に貢献する食材の研究について、今回の「2040年サステナブルラーメン」に至った経緯をプレスリリースに記載。続いて、ラーメンの食材と特徴についてを画像とともに紹介している点がわかりやすくGOOD。記念日に絡めた事例ではありませんが、どんな目的で研究・開発しているのかを明確に発信することで、取り組みの認知拡大はもちろん、支援者を増やすことへつながります。

参考:宇宙食3.0への挑戦!「2040年サステナブルラーメン」を開発

事例3.月面重力体験や探査ロボットの操縦体験ができる月に関する特別展の情報を公開

東京・お台場にある日本科学未来館にて開催される、特別展「NEO 月でくらす展 ~宇宙開発は、月面移住の新時代へ!~」についての展示内容やチケット情報が公開。月面重力体験やロボットを操縦して月面探査する体験などの詳細をプレスリリースで配信されました。

プレスリリースでは、展示コンセプトをはじめ、展示構成から展示内容を、イラストを用いて説明。どんな展示会なのか、一目で把握しやすいように工夫されています。この発信は「月面着陸の日」に関するものではありませんが、宇宙や月に関するイベントやサービスを開始する際の参考になる事例といえます。また、こうした発信の際には、記念日に合わせてプレスリリースを配信すると、より効果的な広報PR活動となります。

参考:特別展「NEO 月でくらす展」 月面重力体験や探査ロボットの操縦体験など展示会内容を公開!

「月面着陸の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「月面着陸の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「月面着陸の日」には、月だけでなく宇宙についても注目が集まります。宇宙事業に関連している企業などは、イベントやキャンペーンを実施して積極的に広報PRするとよいでしょう。また、月や宇宙に関連する調査リリースを出すのも一案です。

今一度、「月面着陸の日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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