駆け落ちの日
8月4日は「朝活の日」。今回は「朝活の日」の意味や由来を解説します。
また、「朝活の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にヘルスケアや朝食に特化した商品・サービスを手掛ける企業や、朝に関連する商材を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「朝活の日」の意味・由来とは?
8月4日は「朝活の日」です。日本最大級の「朝」をテーマにしたライフスタイルマガジン「朝時間.JP」を運営する、株式会社メルメディア(※)によって2016年に制定されました。
1日のスタートである朝をもっと楽しく、もっと効果的に活用するアイデアや情報を自社メディアで発信し、朝活の魅力を広めるのが目的です。日付は、朝のあいさつ「おは(8)よ(4)う」の語呂合わせに由来します。
「朝活の日」は、ヘルスケア、飲食、フィットネスなどさまざまな業界で扱いやすい記念日です。自社プロダクトやキャンペーン、取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
※アイランド株式会社とVOYAGE GROUPが合弁し、株式会社メルメディアを設立
「朝活の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「朝活の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「朝活の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「朝活の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「朝活の日」を元に発信をする流れ
「朝活の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「朝活の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「朝活の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「朝活の日」を広報PRに活かした事例
「朝活の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「朝活の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「朝活の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.小学生向け「早起き×運動×勉強」習慣化プログラムの提供開始を発表
KIDSオンライン講座を提供する株式会社RINABOは、小学生を対象にした朝活習慣化プログラム『めざましKIDS道場 夏休みプログラム』の提供を2023年7月24日からスタート。サービス提供の詳細をプレスリリースで配信しました。
プログラムは、朝生活習慣化アドバイザーの北野三保子氏を講師に迎え、小学生の夏休み限定で平日6:40から20分間提供するというものです。
プレスリリースでは、サービス提供の背景や朝活のメリットなどを明記。サービスの概要や申し込み方法なども画像を添えてわかりやすく紹介しています。
「朝活の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、サービスへのこだわりや自社の理念など、潜在層への認知拡大効果につなげた広報PR事例として参考になります。
参考:小学生向け「早起き×運動×勉強」習慣化プログラム【めざましKIDS道場 夏休みプログラム】7月24日より提供開始
事例2.女性のリアルな仕事観を調査するアンケートの結果を発表
株式会社キャリアデザインセンターが運営する女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、女性856人を対象に「時間」に関するアンケートを実施。結果を調査リリースで発表しました。
今回の調査では、通勤時間や睡眠時間、朝食にかける時間など働く女性の時間についてアンケートを収集。サマリでは、グラフ付きの調査結果だけでなく、編集長の小林佳代子氏による考察も掲載しながら、自社の転職支援サービスを自然に紹介している点がGOODです。
記念日に絡めた調査リリースではありませんが、例えば、朝の時間に焦点を当てる場合は「朝活の日」に合わせて発表するのも一案です。
参考:残業時間が多いのは営業系。会議時間が多いのはエンジニア系。平日の朝食時間は平均11.2分で4人に1人は食べない/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第69回】
事例3.西本願寺 大谷本廟にて夏の風物詩「朝の法座」を無料開催
浄土真宗本願寺派の本山である西本願寺は、大谷本廟の礼拝堂にて同寺院の夏の風物詩である「朝の法座」を無料開催することをプレスリリースで発表しました。期間は、2023年7月20日から22日までです。
1957年から開催し、今年で66回目を迎える「朝の法座」。プレスリリースではイベント概要や見所などを簡潔にまとめ、大谷本廟での「朝活」を読み手におすすめしています。
「朝活の日」に絡めたプレスリリースではありませんが、朝活に関するイベントの告知として参考になる事例です。
参考:【西本願寺】大谷本廟(おおたにほんびょう)夏の風物詩「朝の法座」(無料)を開催します!
「朝活の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
8月4日の「朝活の日」は、自己啓発や朝のイベントなどにも注目が集まりやすい日です。
セミナーを開催している企業や、イベント企画を行っている企業の方は特に、「朝活の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「朝活の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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